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京奈和自動車道の大和御所道路のうち、御所インターチェンジ(IC)―御所南IC間(2・5キロ)が21日、開通した。22日午後3時には、西名阪自動車道と連結する郡山下ツ道ジャンクション(JCT)―郡山南IC間(1・6キロ)でも車両の通行が開始される。
2012年には、橿原高田IC―御所IC間(3・7キロ)がすでに開通している。御所南IC―五條北IC間(7・2キロ)が16年度に開通すれば、橿原市から和歌山県までの区間が全てつながる。橿原北IC―橿原高田IC間(4・4キロ)の開通時期は未定。
21日の式典には約170人が出席。テープカットや通り初めで祝った。御所市の東川裕市長は「国道309号とも接続し、吉野方面の玄関口になる」とあいさつし、観光振興や産業誘致への期待をにじませた。
大和御所道路と並行する国道24号の川西町結崎―田原本町十六面の区間(3・5キロ)も28日午後3時から通行可能となる。
長浜バイオ大学(長浜市田村町)で21日、卒業式と学位授与式があり、学部卒業生262人と大学院修了生48人(前期44人、後期4人)が、希望を胸に社会へ巣立った。
三輪正直学長は「新しい職場で批判されることもあるが期待や愛情の証し」と式辞を述べ、最後に全員の名前を読み上げた。学部卒業生を代表して、バイオサイエンス学科の平山亮太さん(23)は「4年間で培った知識で、未来の発展に貢献していきたい」と決意を述べた。
卒業生は、体育館前広場で記念撮影をした後、在校生や保護者らが見守る中、恒例の「角帽投げ」を行い、大空高く角帽を投げ、それぞれの道での飛躍を誓った。
甲子園球場で21日に開幕した選抜高校野球大会の開会式で、県岐阜商の選手は、大観衆に見守られながら、晴れ晴れとした表情で入場行進した。
2年ぶり28度目の出場で、式が終わると高橋純平主将は「学校の伝統に恥じない行進ができた」と振り返り、初戦に向けて「相手チームに気持ちで負けない投球をしたい」と決意を語った。県岐阜商は大会4日目の第2試合で、松商学園(長野)と対戦する。
甲子園球場で21日に開幕した選抜高校野球大会の開会式で、3年ぶり4度目の出場となる近江の選手たちは、スタンドの大歓声を受けながら、晴れ晴れとした表情で入場行進した。
開会式後、仲矢惇平主将は「大歓声を聞いて、また甲子園に戻ってきたと実感した。みんな緊張しているので、昨夏の経験者5人を中心にチームを引っ張っていく」と真剣な表情で話していた。近江は大会第4日の第3試合で九産大九州(福岡)と対戦する。
◇中沢さん作品 銅像に
漫画「はだしのゲン」の作者で2012年に73歳で死去した中沢啓治さんが描いた「広島カープ誕生物語」の登場人物らをモチーフとした銅像が、マツダスタジアム(広島市南区)近くの屋内練習場敷地内に完成し、20日、披露式が行われた。
物語は原爆で両親を失い、豆腐店で働く少年が、原爆投下から5年後の1950年に市民球団として発足したカープとともに懸命に生きる姿を描いた。1994年に書き下ろしで出版され、その後、絶版となっていたが、昨年、復刊された。
被爆70年を迎える今年、原爆の悲惨さを後世に伝えようと球団などが制作を進めてきた。式には中沢さんの妻、ミサヨさん(72)や、作品にも登場する75年のリーグ初優勝時のエース外木場義郎さん(69)らが出席。像を覆う布を取ると、積み上げた土管の上でカープを応援する主人公らが現れ、近くの保育園児が「それ行けカープ」を歌って完成を祝った。
銅像の周りには、被爆レンガや広島電鉄の被爆当時の敷石とレールなどもあしらわれ、原爆で壊滅的な被害を受けながらも復興を果たした広島の歴史を伝える。ミサヨさんは「漫画から飛び出してきたような迫力。像を通して平和の大切さを感じてほしい」と話した。