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電話で話するよりも、メールでやり取りするのが当たり前になってしまった今日この頃、絵文字はコミュニケーションツールとして欠かせない存在となった。
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そんななか、Appleが人種6パターンの新絵文字を公開。しかし、米人気アニメ『シンプソンズ』みたいな黄色人種のカラーが「あまりにも黄色すぎる!!」と、アジア系ユーザーが大激怒して物議を醸しているのだ。
・Appleの新絵文字が物議を醸す
AppleのOS「OSX10.10.3」と「iOS8.3」の次期アップデートに搭載が予定されている、人種を表す絵文字がネットユーザー間で物議を醸している。「白色人種」と「黒色人種」、「黄色人種」から成る、少し肌のトーンが異なる6種類の絵文字なのだが、黄色人種の肌色が異様に黄色いのである。
・アニメ『シンプソンズ』のキャラクターみたい!
パっと見たところ、ドぎつい黄色は『シンプソンズ』のキャラクターを連想してしまう。ヘタをすれば “イエローモンキー” といった、アジア系を蔑視する人種差別にも繋がりかねない。
新しい人種6パターンの新絵文字を見ると、一番左がシンプソンズのような黄色人種、次に黒髪と金髪の白色人種、そして3種類の黒色人種で構成されている。1種類しかない黄色人種の肌色がこれでは、アジア系から批判の声が上がっても仕方ないかもしれない。
・ネットユーザーの怒りの声や意見は!?
それでは、ネットユーザーから寄せられたコメントのいくつかをピックアップしてみよう。
「こんな黄色いアジア人なんて見たことない!」
「肝臓の病気を患ってる人みたいだ」
「シンプソンズにしか見えないな」
「気に入らなければ、使わなければいいだけの話」
「レゴ(組み立てブロックのおもちゃ)の黄色みたいね」
「この色はマズいんじゃないのか!?」
「何にしたって、誰かが気分を害す世の中なんだよ」
アジア系からは怒りの声が多く、他の人種からは “小さなことで騒ぎすぎ!” といったコメントが多く見られた。
・Appleの言い分は!?
この件に関してAppleの広報担当者は、
「どのシステムでも表示できるように、絵文字はUnicode(標準化された文字コード体系)を使用しているため、黄色の人間アイコンは初期設定の色で黄色人種ではない」
と釈明している。
このほか、Appleは国旗の絵文字も32カ国に増やし、同性愛カップルを表す家族の絵文字も加えて、できるだけ現代社会を反映するよう務めているようだ。
ちなみに、絵文字は日本人によって生み出されたため、そのまま海外でも「emoji」と日本語で呼ばれている。Appleの言い分はともかく、日本を代表する新文化とも言える絵文字を、我々は誇ってよいと思う。
参照元:YouTube、Mail Online、TNW、Yahoo!(英語)
執筆:Nekolas