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ドレスの色問題では「白・金」なのか「青・黒」なのか議論が分かれましたが、同じように火星の色も現在議論が分かれております。われわれがよく知っている「火星の色」というのは写真でいいますと左側の赤褐色色というイメージが強いです。これは火星が赤いというイメージが昔から存在し現在の火星の色がそれにならって着色されているからです。
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―火星の色はどのようにつけられているのか
写真[左:センターに送られた画像 中:NASAが画像処理 右:実際の色?]
火星の色は、探索機からセンターに送られてくる際黄色みがかった色をしているが、それを元にNASAが独自分析し人間が見た色(赤褐色色)に着色。それがわれわれが良く見る「火星の色」なのである。
つまりこれはリアルな火星の色ではなく、あくまでNASAが着色した色なのである。ところがこの色もあのドレス問題と同様、もしかしたら「赤褐色ではない」という専門家もいるようで、実際は一番右のより地球っぽい色なのかもしれないのだという。
―NASAはこれを否定
NASAはこの新しい色を否定。なぜなら火星の表面は赤い鉄のゴミとピンク色の空になるはずであり、探索機に搭載されているカメラの色は正しい情報ではないと主張。
人間が見た場合実際とは全く異なる恐れがあるということだ。そう、あのドレスのように。
さて火星の空は「赤」なのかそれとも「青」なのか
我々の常識が覆される新たな謎が天文学から生まれようとしている。
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2981558/Forget-dress-colour-MARS-people-say-planet-blue-green-pink-red.html
(秒刊ライター:たまちゃん)