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広大な土地と豊かな自然に恵まれたオーストラリア大陸は、人口を上回る数の肉牛を飼育する世界有数の畜産国である。しかし、これほど不思議な姿をした牛には、さすがにオーストラリアの畜産農家たちも面食らってしまったようだ。
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今月11日、英紙「The Daily Mail」が伝えたところによると、クイーンズランド州北部の家畜市場で「2つの顔を持つ牛(通称:ダブル・フェイス)」が競りにかけられた。その名の通り、話題の牛(去勢牛)の額部分には、もうひとつの顔が重なるようについている。ちなみに、牛の体重は約440kg。第2の顔には目がひとつ、歯が1本、そして完全に機能する鼻が備わっており、健康状態も良好なのだとか。
競売場で牛を目の当たりにした仲買人らは一様に仰天、「17年間この仕事をしてきて、他の奇形なら何度も見てきたが、2つの顔を持つものなど見たことがない」と語る者もいた。一方で卸業者らは「非常に良質な牛です、顔が2つあるだけですよ」「かなりの注目を集めていましたね」とご満悦の様子だ。
結局、ダブル・フェイスは食肉処理業者によって537豪ドル(約5万円)で競り落とされたという。今後どのような運命を辿るのか、ハッキリとしたことは不明だ。世界を見渡せば、これまでにも「3つ目」「5本足」「双頭」といった様々な牛の奇形が報じられている。このような牛が誕生する原因とは一体何なのだろう? 想像もしなかった事態が進行していなければ良いのだが……。