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「年収1000万以上」のビジネスマンが行っている手帳術

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「年収1000万以上」のビジネスマンが行っている手帳術

「年収1000万以上」のビジネスマンが行っている手帳術

 

 2015年もすでに2ヶ月以上が過ぎたが、ビジネスマンにとっては3月が“最後の月”、4月からが“新年度”。それに合わせ、4月始まりのスケジュール帳を用意している人も多いだろう。スケジュール帳の使い方で仕事の「できる・できない」が見えてくるとしたら…? 高橋書店が関東・関西エリアの20~50代男女900人を対象に行った『手帳に関する意識と実態調査』を元に、年収1000万円以上のビジネスマンの手帳術を探る。

<一覧表>年収別に見る、使っている手帳のタイプ

 同社調査によると、もっとも人気のスケジュール帳は【カレンダー式】(41.1%)だが、年収500万円以上になると【レフト式】の割合が上昇。特に、「年収700万円以上1000万円未満」はカレンダー式が31.7%、レフト式が39.6%、「1000万円以上」だとカレンダー式22.0%、レフト式40.0%となり、年収が高くなればなるほど、レフト式がカレンダー式を上回るという結果となった。

 レフト式とは左側に1週間のスケジュール、右側がフリースペースとなっているタイプのこと。月間予定がひと目で分かるカレンダー式と比べると、1日ごとの予定が書き込みやすくなっている点、フリースペースにさまざまな事柄を書き込める点が特長だ。上記結果から、高収入のビジネスマンは1日ごと、1週間ごとに予定をチェックしていることが伺える。

 スケジュール帳に書き込む内容を見てみると、高収入のビジネスマンは【タスクリスト】(49.0%)がメイン。【会議や打ち合わせの内容】も年収700万円以上は全体合計と比べると高い傾向にあった。全体合計と比較するとプライベートな予定をあまり記入しておらず、仕事に特化した使い方をしているよう。

 また、手帳の使い方を見てみると【なるべく簡潔に書きこんでいる】という声は全体平均でも86.6%となったが、年収1000万円以上の人はさらに多く90.0%に。【手帳を自分なりにカスタマイズして利用している】(全体平均39.9%、1000万円以上46.0%)、【スケジュールを書くときは終了時間まで書き込んでいる】(全体35.0%、1000万円以上44.0%)という特徴もあった。これらは宣伝・広報・企画職の人に限ると、さらに高い結果となっている。

 セルフマネジメントが“良い仕事”に繋がるならば、スケジュール帳の運用&管理も“良い仕事”を行うための重要なポイントになるはず。2015年4月からの新年度、手帳の使い方から見直してみては?

【調査概要】
期間:2014年8月27日~9月2日
対象:900名(20~50代の男女、年代・性別・居住地ごとに各50名計800名、年収1000万円以上100名)
地域:関東圏・関西圏
方法:インターネット調査

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