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「映画を観終わったら彼に一生大事にするって言われた」「夫と二人で号泣しました」などネット上で感動の声が数多く寄せられている映画「振り子」。
わずか38館という少ない上映館数にも関わらず口コミで異例のヒットを飛ばし、「うちの県ではやってない!ナゼだ!」という映画館難民が続出しているという。
映画を観たタレントの北斗晶(47)はブログで「今日を大切に生きる事ができるようになる。夫や将来結婚する息子に見せたい映画」と感動のコメントを綴った。
昭和から平成を舞台に描いた作品だけにシニア層に受けているのもヒットの要因の一つで、夫婦で映画館に訪れる人が殺到しているという。
また、上映する映画館関係者は「読みが甘かった」とし、初週の2回転から急遽4回転に変更。往復7時間かけて映画館に来た人もいたという。
この映画の原作は今や世界的なアーティストとなった鉄拳のパラパラ漫画「振り子」。
大切な人との取り戻せない時間をテーマに描いた作品で、若くして亡くなった母と看病する父の姿がモデルとなっている。
台詞もないパラパラ漫画が原作という、前例の無い映画だが、異例なのはそれだけではない。主演の中村獅童始め、小西真奈美、武田鉄矢、鈴木亮平など豪華なキャストが続々と並び、ちょっとしたワンシーンでも山本耕史や研ナオコ、武井壮など、あらゆるシーンに有名人が出演。にも関わらず映画館は全国でわずか38館。
舞台挨拶で俳優、中村獅童(42)は「想いを込めた映画ですが、宣伝費がありません、皆さんでこの映画を育ててください」と涙ながらに訴えた。実際、予算が無く朝から深夜までわずか10日間で撮影したという。
そして最も異例だったのがホワイトデーに行ったお客様感謝イベント。「一生忘れられない思い出を大切な人にプレゼントしませんか?」という限定イベントで、劇場に来た夫婦やカップルの出会った当時の写真を上映後の映画館のスクリーンで「いつもありがとう」というメッセージと共に流すというサプライズを実施。まさかのプレゼントに劇場は涙で包まれた。
芸能界からも次々と感動の声が寄せられ口コミで広がる「振り子」旋風は涙活ブームと共に日本中に拡散しそうだ。