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『96時間』シリーズでアクションスターとして地位を確立しているリーアム・ニーソンがアクション系のジャンルから離れることを考えているようだ。「多分あと2年くらいかな。まぁ、神様がその機会を僕に与えてくれて、健康だったらの話だけど。でもその後は(アクションを)やめるかな」とアクション映画からの引退を示唆した。
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ここ数年は『THE GREY 凍える太陽』『フライト・ゲーム』などのアクション映画に主演しているリーアムだが、元々はアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『シンドラーのリスト』を筆頭に『マイケル・コリンズ』『愛についてのキンゼイ・レポート』といった硬派な作品に出演し、アクションとは無縁だった。
2009年に公開された『96時間』の元工作員ブライアン・ミルズ役を演じてから、たくさんのオファーがあることを認めながらも、この勢いはずっと続くものではないと話していたとThe Guardian紙が報じている。「アクション系の脚本がかなり送られてきているんだ。別に文句を言っているわけじゃないんだ。とてもありがたいよ。でももちろん限界はあるよね」とリーアムが説明したという。
ハリウッドで引っ張りだこのリーアムには、『誘拐の掟』(5月30日公開)、『ラン・オールナイト』(5月16日公開)といったアクション映画のほかに、大ヒットコメディの続編『テッド2』(8月28日公開)、シガニー・ウィーバーと共演するファンタジー映画『A Monster Calls(原題)』などの新作が控えている。