[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
『TARI TARI』で、物語の中心として描かれていた「合唱時々バドミントン部」。その発起人であり部長が、今回ご紹介する「宮本来夏」(みやもとこなつ)です。来夏は、背丈は小さいですし、緊張しいで重要なところで失敗しますし、感情に流されて我を忘れることもありますが、部員を集めチームをまとめ上げ、部長としてぐいぐい引っ張っていきます。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■行動力!
声楽部に所属していた来夏は、「TARI TARI」の物語が始まる前の大会で大失敗しています。その結果、物語の冒頭から「ステージに立つのをあきらめなさい」と顧問である教頭に告げられ、高校生最後の年に、声楽部の舞台で歌わせてもらえないことを知ります。しかし、彼女は歌をあきらめず、失敗のリベンジをするため、高校3年生にも関わらず新しく部活を立ち上げようとします。
並大抵の高校生なら、まずこんな突拍子のないことを考えませんし、創部したとしても、志半ばで挫けて諦めてしまうかもしれません。しかし来夏は違います。廃部のピンチになっても一歩も引かず、自分たちに足りないものがあれば友人に「協力してほしい」と頭を下げ、部の存続のために、発表の場で歌うために各所を走り回るのです。来夏からあふれるバイタリティこそ、合唱時々バドミントン部を引っ張っていく原動力なのです。
■おせっかいで世話好きな「みんなのお母さん」
来夏の行動力は歌のためだけに留まりません。和奏が悩みを抱え学校を休んだとき、和奏の家に赴いて直接話をしようとしたり、紗羽が辛い思いをしている時は、自分たちの思いを彼女に率先して伝えようとしたり。面倒見が良すぎるくらいに部員の世話をします。
実は、物語が始まる前に、彼女はある人を亡くしています。度重なる問題に挫けず、何事に対してもまっすぐな言動を見せ、時々どこか覚悟を決めたようにも見えるのは、その人への気持ちの整理がきちんとついているからかもしれません。そこがとてもカッコイイのです。
「みんなのお母さん」。来夏の持ち味である全力ストレートな性格の、究極の表現といえるのではないでしょうか。
■「無駄に」頭が良い
何事に対してもストレートな来夏ですが、実はかなり頭が回る方で、事あるごとに部員をからかいます。特にウィーンに対しては、間違った日本の知識を教え、また弟に対しては、エロ本の隠し場所をダシに協力を取り付けさせる。…