1979年、当時無名だった俳優メル・ギブソンを主演に製作された第一作目が大ヒットし、公開から35年経ったいまもなお、ファンの熱い支持を集める『マッドマックス』シリーズ。最新作の日本公開日が6月25日(土)に決定し、併せて日本オリジナルの特報映像が解禁となった。
人間性が崩壊している荒涼とした砂漠を舞台に、秩序をもたらすことができる可能性を持った二人の反逆者がいた。その一人であるマックスは、妻と子を亡くし、個々の安寧を求めて生きている。もう一人、フリオサは、この砂漠を通り越えた暁には、自分が生き延びる故郷を取り戻すことができるかもしれないと信じているのだった…。
先日特報第一弾が公開された途端、瞬く間に再生数を伸ばした本作だが、今回解禁となったのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の強烈な世界観と激しいバトルを60秒間に凝縮したもの。「みんな狂っている」という言葉の通り、何者かに捕らえられた猿ぐつわ姿のマックス、装甲車に襲いかかる男、車列で起こる爆発、暴走、また爆発…息つく間もない激しい展開に思わず手に汗握ってしまう。
“元祖”マックスことメル・ギブソンから主役の座を受けついたトム・ハーディーの熱演はもちろんのこと、女ロードウォーリアーズ・フィリオサを演じるシャーリーズ・セロン、白塗り&スキンヘッド姿が話題を呼んだ、謎の男ニュークス役のニコラス・ホルトら、個性あふれるキャスト達も、すっかりこの荒廃した世界の住人と化しており、その振り切れた演技はもはや誰だか分からない状況に。
さらにBGMとして日本が生んだバイオレンス映画の傑作『バトル・ロワイヤル』でおなじみ、ヴェルディの「レクイエム」の一節がスペクタクル感を一層盛り上げ、“ハイパー・リアルアクション”と題される本編にふさわしい、完成度の高い映像となっている。
希望も、法も、慈悲もない、あるのはマッド<狂気>だけ――とあるように伝説的な『マッドマックス』シリーズ最新作にして、映画史上最も過激なアクションをこちらからご覧あれ。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
ドラマ「清潭洞<チョンダムドン>アリス」、映画『殺人の告白』などで日本でも大人気の韓国俳優パク・シフが初主演した中国映画『君の香り』。その日本公開が初夏に決定し、新たな一面を見せるパク・シフの場面写真がシネマカフェに到着した。
韓国人デザイナーのカン・インジュン(パク・シフ)は、何も言わずに出て行ってしまったガールフレンドを追いかけ、上海にやってくる。だが、そこで偶然出会った女性ジュリー(チェン・ラン)の足に怪我を負わせてしまい、一時的に彼女の生活をサポートすることに。最初は、上手くコミニュケーションがとれずにギクシャクしていたふたりだったが、次第に心が通い合うようになり…。
中国最大のポータルサイト「新浪ドットコム」が実施した「最も見たい8月公開映画」(2014年7月時)アンケートにおいて、見事1位を獲得、韓流スターの主演映画としては異例の中国国内約3,800の劇場で上映された本作。主演のパク・シフが歌う主題歌も、中国最大の検索ポータルサイト「百度(バイドゥ)」の音楽ダウンロードチャートで1位に輝くなど、話題となった。
兵役を終え、30歳近くでデビューしたパク・シフは、「家門の栄光」「イルジメ~一枝梅」でブレイクし、アラフォーキャリア女子の大逆転を描く「逆転の女王」、ワケありイケメン弁護士を演じた「検事プリンセス」、“朝鮮王朝版「ロミオとジュリエット」”といわれる「王女の男」など、人気ドラマに立て続けに出演。品のあるキュートなスマイルで“笑顔の貴公子”と呼ばれ、日本のみならずアジアで絶大な支持を得ている。
名優チョン・ジェヨンと共演した映画『殺人の告白』(’13)では、冷徹な“美しすぎる”連続殺人犯を演じて映画デビュー。昨年末発表された動画配信サービス「dビデオ」の2014年韓国ドラマ視聴率ランキングでは、主演ドラマ「清潭洞アリス」が1位を獲得し、この1月には日本で待望のCDデビューを実現。日本語でレコーディングした「君を…」は発売初日にタワーレコードの全店総合シングルチャートで2位、オリコンデイリーCDシングルランキング3位にランクインするなど、その人気ぶりを示した。
初の中国進出作品で、正統派ラブストーリーとなる本作では、チェン・ラン(『孔子の教え』)演じる偶然出会った女性と、言葉の壁を越えて恋に落ちていく“子犬系”男子を好演。
また、本作には、巨匠チャン・イーモウ監督のエンターテインメント大作『HERO』、『LOVERS』で共同脚本・原案を務め、高倉健主演の日中合作『単騎、千里を走る。』でも原案を担当したワン・ビンが、共同プロデューサーとして名を連ねている。
『君の香り』は初夏、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)