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9日に発売された「ピース」の又吉直樹(34)の小説「火花」が大ヒットしていることがわかりました。
これは今年の1月に発行された文芸誌「文學界」2月号に掲載された作品で、又吉さんにとって初めてとなる本格的な小説。失踪してしまった先輩芸人と、仲良しだった後輩芸人の人生を描いた作品で、いかにも芸人の又吉さんらしい題材です。
普通、10万部売れたら大ヒットと言われる小説なのに、又吉さんの小説は初版から15万部と異例の部数。しかし発売前の予約ですぐに3万部の重版し18万部に。
ところが、出版元の「文藝春秋社」によると「一部書店にしか行きわたっていない段階から、発売当日の本日午前までの売上冊数が想定を大幅に超えた」として、3回目7万部の重版が決まり、これで25万部も発行されたことになります。
そこで気になるのは又吉さんに入る印税でしょう!
普通、印税は定価の10%です。「火花」は税金込みで定価は1296円。本体1200円なので10%だと、1冊売れると120円又吉さんに入ることになります。25万部だと・・・なんと3000万円もの印税が又吉さんに!凄い!もしミリオンセラー100万部発行されたら・・・1億2000万円!
しかもそれだけではありません。
ここまで話題になっているのだから、確実に映画とドラマの話しも出ているはず。そのときの権利のお金も又吉さんに入るはずですが・・・出版社まかせにするとたいしたお金は入ってきませんね。
それから、又吉さんはお金にうるさい「吉本興業」に所属していますが、さすがに個人の著作物については口出ししないでしょう。ただ、出版業界は本が売れないため、新人の小説は初版の印税を少し下げている場合があります(8~9%ほど)。それでも重版はパーセンテージを上げる契約が多いので、ほぼこの金額とかわらないでしょう。
又吉さんは「あほが書いた小説です。あほなりに人間をみつめて書きました。生きているとしんどいこともあります。そんな時、散歩したり本を読んだりすると少しだけ楽になることがあります。誰かにとって、そんな本になれば嬉しいです」という謙虚なコメントを発表しています。
最近、小説を発表する芸人やジャニーズタレントが多いのですが、又吉さんの書いた本が読書家にこれだけ認められたということは他とはレベルが違うでしょうね。将来は芸能人から小説家に転身して大先生になっているかも・・・。この大ヒットで映画化も間違いないと思われます。
(芸能記者レッド/東京独女スタイル)