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1980年代から第一線で活躍し、多くの若手芸人の目標となっている国民的お笑い芸人・明石家さんま。多数のレギュラーを抱え、今年4月からも新番組の司会が決まっているなど人気は健在だが、特に20代の頃は本人曰く“地獄のスケジュール”だったという。
14日に放送されたMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』の中で、かつて自身が出演していたドラマ『天皇の料理番』が連続ドラマとして35年ぶりにリメイクされることについて触れた明石家さんま。リスナーから当時の思い出を尋ねられると、その頃に体験した“地獄のスケジュール”について語った。
『天皇の料理番』は、明治時代に寺修行に出された田舎の少年が西洋料理に感銘し上京、最高位の料理人に上り詰めるまでを描いた小説原作のドラマ。これをきっかけに、大阪を活動拠点としていたさんまが役者として全国区に登場することとなった、彼にとっては思い出深い作品である。
実はさんまの役はドラマ用に設定されたキャラクターで、3話だけ登場する予定だったという。しかし脚本家や周りの出演者に気に入られたさんまの登場回数は大幅に増え、演じた“辰吉”は主要人物の1人になったそうだ。
さんまは「ここから俺の人生で地獄のスケジュールが始まるんですけどね」と明かす。多忙を極めていた当時、週に14本のレギュラーと1日2公演の舞台が20日間続いていたというが、そこにドラマ撮影が入ったから大変である。さんまは「もう、とんでもない。3日くらい寝てなかったんちゃうかな」と振り返った。
深夜ラジオも2本こなしていたというさんま、週替わりゲストの新垣里沙が「それで台詞とか覚えられるんですか!?」と驚くと、「覚えなしゃあないから。名優さんばっかりだったから、助けていただきましたけども」と他の共演者に助けてもらったと語った。それもさんまが周囲に愛されていた証だろう。
それにしても、20代のさんまの仕事量は想像を絶するものがある。60歳近い今もパワフルに仕事をこなしているが、当時の経験があるからなのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)