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AKB48グループが11日、東北各地で復興支援活動を行い、グループ総監督の高橋みなみ(23)は岩手・釜石を訪問した。
イオンタウン釜石で1000人を前にライブを行った。2年前にも同市を訪れており「2年前とは雰囲気がまた変わっています」と感慨深げだった。今年12月にグループを卒業することについて「AKB48としては最後の3月11日になりますが、来年以降も、高橋みなみとして訪問を続けていきたいです。震災以降に生まれた子たちも見に来てくれた。未来に向けて震災のことを伝えていければ」と話した。
また、震災で仙台市内の自宅が全壊し、現在は岩手県内に住むAKB48チーム8佐藤七海(15)も出席した。「恋するフォーチュンクッキー」をセンターポジションで歌うなど元気に歌って踊った。「地元でパフォーマンスができてうれしかった。先輩たちから刺激を受けたので、次はもっとパワーアップして帰ってきたいです」と涙ぐんだ。
この日は「心のプラカード」「ヘビーローテーション」などを披露。東北各地や国内グループの常設劇場など各会場を中継でつなぎ、復興支援ソング「掌が語ること」を合唱した。集まった約1000人から大歓声を浴びた。