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お笑いタレント・アントニー(25)が10日、日本テレビ系で放送された「解決!ナイナイアンサー」に出演。アフリカ系アメリカ人の父が元プロボクサーで、アントニーが2歳の時に肝臓がんで亡くなっていたことなどが明かされた。
番組ではアントニーの母・堀田てる美さん(53)にインタビュー。亡き父がボクサー引退の十数年後に大阪のクラブで歌手として働いていたころ、母と出会い結婚したことなど、アントニーも「全然(知らなかった)…初めて聞きました」という秘話が明かされた。父36歳、母24歳だった。
アントニーが2歳の時、父親は43歳で海外出張先で亡くなった。てる美さんは「肝臓がんだったと聞いている」と話した。
ハーフだったことで、「いじめられたことはない」というアントニーだが、てる美さんによると、小学生の時、公演で通りすがりの老人男性に「アメリカ人は日本にはいらない!帰れ!」と言われたこともあったという。
母は息子がいじめにあっていないか心配し、「体を流すから」と言っては風呂で体に傷がないかを確認し、アントニーが風呂に入っている間にカバンの中をチェックし、いじめにつながるものがないか確認していたことなども明かした。
アントニー、次男のマイケルさんを連れ、寿司職人だった現在の父親(日本人)と再婚したてる美さんは「本当に生まれてきてくれてありがとう」とアントニーに感謝の気持ちを伝え、アントニーも現在の父親に「小さいころから、息子として育ててもらって、感謝しかないです」と話していた。