テレビの前の子どもたちが“茶の間戦士”となって、見るだけでなく参加・体験する番組として2014年にNHK Eテレでスタートした『Let’s天才てれびくん』 （毎週月曜～木曜 午後6時20分より放送）。その新レギュラーに、アーバンギャルドの松永天馬が決定したことがわかった。
　
　【その他の画像】アーバンギャルド
　
　番組の大きな魅力であるSFファンタジー要素たっぷりのストーリーの出演陣は、未来人役の大野拓朗、虎南有香、そして麿赤兒、蝶野正洋、オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾で、そこに新たなキャラクターとして3人の出演者が加わる。トラウマティックで鋭い批評性を持つテクノポップと演劇的なステージパフォーマンスが独特の存在感を放つバンド、アーバンギャルドのリーダー・松永天馬。そして、飄々としたキャラクターを生かした不条理な空気感のコントで注目を浴びるラバーガールの2人だ。
　
　一筋縄ではいかないクセモノ揃いの3人を加えて、子どもたちがよりワクワクドキドキできるバラエティー豊かな物語と企画を展開していく2年目。『Let’s天才てれびくん』はよりパワーアップしていきそうだ。松永にとっては、音楽活動を離れて役者としての初のテレビ番組のレギュラー出演となる。ミュージシャンとして、詩人として、またデザインや映像などのアート関係などマルチな才能を持つ彼に、俳優という新たなフィールドが開けるかもしれない。