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数多くの作品が発表されているゾンビ映画。どれも様々な趣向が施され、ゾンビ映画は多種多様だが、たくさん見ていると、あることに気づく。それは“~オブ・ザ・デッド”のタイトルが豊富なこと。『ゴール・オブ・ザ・デッド』『ハウス・オブ・ザ・デッド』等、なぜこうも、“オブ・ザ・デッド”なのだろうか。インド初のゾンビ映画『インド・オブ・ザ・デッド』(3月21日全国順次公開)を配給する、オデッサ・エンタテインメントを直撃した。
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実は、最新の“オブ・ザ・デッド”、『インド・オブ・ザ・デッド』だが、原題は『GO GOA GONE』。ということは、今回の“オブ・ザ・デッド”は日本で付けられた邦題なのだ。
「原題を無理やり訳すと、『ゴアに行ったら、逝っちゃった』という感じでしょうか。舞台となるインドの“ゴア”の地名と、“死ぬ”という意味の“GONE”を使って、英語の不規則動詞変化に準えた言葉遊びで、センス溢れる原題ではあるのですが、非英語圏、なおかつ大半の方が“ゴア”というインドの地名を知らない日本においては、どうしても解り辛さは否めません。そこで誰もが『インドのゾンビ映画なんだ!』と一発で想像できる剛速球の邦題『インド・オブ・ザ・デッド』とさせて頂きました」。
そして、こう続ける。「この邦題にはもちろん、1968年の『Night of the Living Dead(邦題:ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生)』、1978年の『Dawn of the Dead(邦題:ゾンビ)』でゾンビ映画を確立した“ゾンビ映画の父”ジョージ・A・ロメロ御大への多大なるリスペクトも込めております。『インド・オブ・ザ・デッド』に登場するゾンビは、近年のトレンド“猛スピードで動くゾンビ”ではなく、ロメロ御大が推奨する“ゆっくり動くゾンビ”ですので、『~オブ・ザ・デッド』の名を継承する資質はあるのではないかと判断致しました」。 確かに、“オブ・ザ・デッド”のタイトルであれば、即座にゾンビ映画とわかるメリットはあるが、デメリットはないのだろうか。
「デメリットは、特にないと考えております。強いて言えば、“配給会社は何も考えていないな!”と馬鹿にされることでしょうか(笑)。それ以上にメリットのほうが大きいです。この邦題をつけられるのは、インド初のゾンビ映画を扱う機会に恵まれた者の、最大にして最強の特権。…