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俳優のショーン・ペンが、先月行われた第87回アカデミー賞授賞式での問題発言について語った。
アカデミー賞授賞式で親しそうなアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(左)とショーン・ペン(右)
ショーンは同授賞式で最も注目される作品賞のプレゼンターを務めた。ショーンは発表する前に、しばらく作品賞の作品名が書かれた紙を見て、「コイツにグリーンカード(永住権)をあげたのは誰だ? 『バードマン』」と発表した。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(4月10日日本公開)はメキシコ出身のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が手掛けている。
このショーンの発言にイニャリトゥ監督は授賞式後、「おもしろいと思ったよ」「本当の友情関係があるからこそ理解できる凶暴な関係がショーンと僕にはあるんだ」と話していた。
そして、ショーンはこの発言について「AP通信」に「間違いなく謝ることではない」「こんなに外国人が嫌いな国なのに、この皮肉が分からないバカみんなに、本当にフ●●ク・ユーだ。もし彼ら(移民)に方法があったら、アレハンドロのような素晴らしい映画製作者がこの国で働くことはなかったよ」「彼と僕が分かる内輪のユーモアがあって、あの部屋で彼の映画が受賞したことを彼に最初に分かってほしかったんだ」と明かしている。
映画『21グラム』(03)で仕事をしたことのあるショーンとイニャリトゥ監督。2人だけに分かるジョークだったようだが、視聴者はかなり驚いただろう。
【馬場 かんな】