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大ヒット中の映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』ではセックスシーンが約20分を占めていることが話題になっているが、ハリウッド映画やTVドラマで描かれるセックスシーンはどのように描かれているのだろうか? 有名作品を手がけるプロデューサーやスタッフが、撮影の裏側を米「ニューヨーク・タイムズ」紙に語った。
セックスシーンの実演指導を行ったデヴィッド・クローネンバーグ監督
セックスシーンについて脚本やリハーサルでどの程度まで指示がされているものなのだろうか?人気政治ドラマ「ハウス・オブ・カード」などの制作に携わるサラ・トリームは、「脚本と実際の演技では違いがあって、細かな指示は撮影現場で行っています。セックスシーンを撮影する日に、たくさんの変更が発生しますね」と語る。
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の撮影監督を務めたシェイマス・マクガーヴェイは、「リハーサルはします。俳優たちにリラックスしてもらうために、我々がセックスをどのように撮影するか見てもらっています」と明かす。その一方で、「リハーサルをしすぎると、下手なソフトコアポルノのようになってしまいます」と監督デビュー作『40歳の童貞男』やドラマ『GIRLS/ガールズ』のプロデューサーとして知られるジャド・アパトーは指摘している。やはり俳優たちも他のシーンの撮影より緊張するため、撮影の際は俳優への配慮が必要になるようだ。
リアルなセックスシーンを撮影するために、一風変わった指導を行う監督もいる。デヴィッド・クローネンバーグ監督は、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005)の撮影現場で自身の妻とセックスシーンの実演指導を行って、俳優たちを驚かせた。指導を受けた俳優のヴィゴ・モーテンセンは、「演じやすくなったというよりは、唖然としました」と明かしていた。
【ハリウッドニュース編集部】