映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で知られる英国人女優のエマ・ワトソンが、イギリス王室チャールズ皇太子の次男であるヘンリー王子(愛称ハリー王子)と密かに交際しているとのウワサがにわかに浮上し、ネット上を駆け巡っている。米US. Weeklyがウワサの真相に迫った。
エマ・ワトソンもこんなに変わった! ~イメチェンと肉体改造計画で大変身~
交際報道はオーストラリアのゴシップ紙Woman's Dayが16日付で報じたもの。同メディアによると、今年30歳になるハリー王子が共通の友人やメールを介して、昨年12月に英ラグビー選手のボーイフレンドと別れたばかりのエマにアプローチし、小さなパーティーに招待したという。関係者の話では、エマが居心地よく過ごせるよう、ほかにも12人の友人たちがパーティーに呼ばれたが、二人はすぐに意気投合し、密かに交際を始めたとされている。同関係者は「王子はエマにぞっこんです。惹かれる理由は彼女のルックスだけではなさそうです」と同メディアに語った。さらに同メディアは、エマがハリー王子のウィリアム王子と、父チャールズ皇太子にもすでに面識があることから、英王室も二人の交際を祝福するだろうと見ている。ネットでも、名門ブラウン大学卒の才色兼備でもあるエマの英王室入りを望む声が一気に高まった。
しかし、米US Weeklyはウワサと交際報道を否定する記事を21日付で掲載。王子の友人の談として「交際などウソです。まったくのデタラメ話です」とのコメントを紹介した。また、同紙は昨年12月にもエマがブリティッシュ・ファッション・アワードでワン・ダイレクションのハリー・スタイルズとのツーショットを撮られただけで交際報道が駆け巡った一件にも触れ、今回の報道もメディアの先走りに過ぎないと結論づけている。
その後、エマ本人が22日と23日に、ツイッター上でウワサを完全否定するメッセージを投稿したため、今回の交際報道はやはり根も葉もないウワサとして決着することになりそうだ。ちなみにエマのツイートは「みんな、以前メディアの記事をうのみにしないでと言ったことを覚えている?」というもの。さらに「それからね...プリンセスになる必要条件は王子様と結婚することじゃないの」とのメッセージとともに、アルフォンソ・キュアロン監督の映画『リトル・プリンセス』のYouTube動画を紹介している。この映像は、小公女セーラが寄宿学校の先生に「女の子は誰もがプリンセスなのよ」と言い返す場面で、女性の自尊心がいかに大切かを訴えている。この機知に富んだ対応がさらなる反響を呼び、エマを支持する声がますます高まっている。(海外ドラマNAVI)
Photo:エマ・ワトソン
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