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1997年に結成されたお笑いコンビ・シャカが活動休止を発表した。NHK『爆笑オンエアバトル』など様々なお笑い番組・ライブ等で活躍していた彼らについて、バカリズムが言及。芸人にとって“30代”が大きなターニングポイントであると語った。
3月2日に放送されたニッポン放送『バカリズムのオールナイトニッポンGOLD』の冒頭で、お笑いコンビ・シャカの活動休止と植松俊介の芸人引退に関して触れたバカリズム。「20代前半の頃、番組を一緒にやったりとか、ライブでも一緒になって」とかつての“仕事仲間”であったことを明かした。
今回、活動休止を発表したシャカのように、コンビの片方が芸人を引退するケースは少なくない。バカリズム自身も、2005年までは“お笑いコンビ・バカリズム”として活動していたという経緯もある。「30代を超えるとね、やっぱりこういう知らせってちょこちょこ出てくるんですよ」「僕もそうだし、相方が辞めてピンになって。ビビるの大木さんとかも1人になって」としみじみ話すバカリズム。「30歳になるときに、1回そういうポイントが来るんですよ。選択肢が出てくるんです」「30代ってデカいから。そこを乗り越えると、今度は結婚がやっぱりデカいですよね」と“30代”が芸人にとって大きなターニングポイントであると語った。
バカリズムは、「そう考えたら(芸人が)どんどん辞めていきますよね」とかつて共に仕事をした芸人仲間たちがいなくなっていることを明かす。厳しいお笑い界に残ることの大変さを痛感させられるが、一方で彼は「芸人を辞める人は辞めても生きていけるから(辞める)」と語っている。「俺みたいにしがみついている人は働き口がない」と言い、以前カラオケ店でバイトしていた際に“レジ締めが上手くできない”“ビールサーバーのタンクが変えられない”と基本的な仕事が全くできず、すべて店長に任せていた過去を挙げて「芸人やってなかったらと考えるとゾッとする」と嘆いた。“自分はお笑いしかできない”という強い意志が、現在のバカリズムを作っているようだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)