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この度、キャンディやグミの販売で知られるお菓子メーカーのUHA味覚糖と共同開発者らが、和歌山市加太でソフトキャンディ「ぷっちょ」を燃料に用いて、次世代の宇宙輸送ロケット「ハイブリッドロケット」を打ち上げることに成功した。ロケットは甘い香りを漂わせながら、上空約220mまで到達したという。
ハイブリッドロケットは、樹脂やゴム、ワックスなどが固体燃料として使われるのが一般的だが、同ロケットは約20個のソフトキャンディを固体燃料として代用された。
同社の“夢”に協力した共同開発者は、宇宙研究の第一線で活躍するメンバーばかり。エンジン開発には宇宙工学が専門の秋田大学 秋田宇宙開発研究所の和田豊所長。打ち上げの環境手配は、小惑星探査機「はやぶさ」や月周回衛星「かぐや」のメンバーで和歌山大学 宇宙教育研究所の秋山演亮所長。さらに、実験のアイデア提供は、JAXA宇宙科学研究所で宇宙科学広報・普及主幹の経験を持つ、国立天文台 チリ観測所の阪本成一教授が担当。
これまでもUHA味覚糖は、「Candy Rocket Project」として、昨年7月にJAXAの臼田宇宙空間観測所にある宇宙通信用アンテナから、地球外生物に向けてリフレッシュメント菓子「グミガーム」をPRする広告を世界で初めて実施するなど、未来的かつユニークな取り組みを手がけている。
今回のロケット打ち上げも同プロジェクトの一環で、子ども達に想像力の大切さや科学の面白さを知ってほしい思いが込められているという。今回はわずか上空220メートルの打ち上げだったが、いつの日か宇宙到達も……同社のキャンディロケットの活躍に今後も注目したい。
http://youtu.be/80gwq7vNtUw
▼リンク
Candy Rocket Project
http://www.uha-mikakuto.co.jp/candyrocket/