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歌舞伎俳優の中村獅童(42)が、元読者モデルでファッション関係会社のOLだった沙織さん(31)と東京にある日枝神社で挙式した。久々に歌舞伎界に明るい話題を提供したニュースだった。
中村勘三郎さん(享年57)、市川団十郎さん(享年67)、坂東三津五郎さん(享年59)と相次ぐ巨星の訃報に見舞われた歌舞伎界。新歌舞伎座の建設と施行以来、何かと事故、事件、俳優や関係者の病気が続いたため、“歌舞伎座の呪い”が囁かれている。「歌舞伎座の上に高層ビルを作ったことにより、神が降臨できなくなった」などという噂も飛んだ。そんな暗い話題の多い歌舞伎界だったが、獅童の華やかな笑顔は新生歌舞伎界の幕開けを感じさせた。
獅童と沙織さんは、約3年前に結婚する予定だったが、獅童が兄と慕い尊敬していた勘三郎さんの大病、そして2012年12月に亡くなったことで、一度延期になった。そして、喪があけたら結婚と考えていた13年12月。今度は、最愛の母の陽子さん(享年73)が亡くなってしまう。そんな獅童の辛い時間を、陰で支え続けていたのが沙織さんだった。そして、この挙式を心待ちし、一番歓迎していたのも陽子さんだった。
陽子は沙織さんのよき理解者だったようで「息子の嫁になって欲しい。一番ふさわしい」と、周囲に話していた。
「歌舞伎の仕来りもそれとなく教えていたようです。沙織さんも素直に陽子さんに甘えていました。本当の親子のように」(歌舞伎関係者)
陽子さんは、沙織さんの晴れの日のために白無垢を準備していた。獅童は、母が残した白無垢に袖を通した沙織さんに「きれいだよ」と、心情を告白したという。歌舞伎俳優の中村時蔵(59)、中村歌六(64)、中村又五郎(58)、中村錦之助(55)ら、親族だけの挙式だったが、披露宴は5月28日に東京のホテルオークラで、俳優の先輩や仲間たち、友人ら約600人を招待して盛大に行う。
亡き両親に「これからも見守って」と報告した二人。「二人で手を取り合って、一緒に人生を歩んでいきたい」と誓った沙織さんがファンにお披露目されるのは、披露宴のときになりそうだ。