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お腹をすかせた中野ブロードウェイ探検家たちの胃袋と好奇心を、きっと満たしてくれるかも。中野ブロードウェイ(東京・中野区)にある“香林坊”は、日本人の味覚を意識した台湾菜食料理。カウンター席の小さなお店で、肉・魚・ネギなどを使わない、ヘルシーな精進料理が楽しめます。
サブカル文化の迷宮で台湾菜食を楽しむ
台湾人料理家のおかみさんは、素敵なおねえさまでした。“香林坊”の歴史は30年に及びます。30年前、中野ブロードウェイの二階は飲食店ばかりだったそうです。いまでは、“まんだらけ”などのサブカル系のお店も賑わっています。
年月とともに客層も変わり、オタク文化とヘルシーな料理文化が共に支え合っているようでした。
肉を使わない濃厚な味わいの“精進カツ定食”
精進料理なので“肉”は使用されていません(一部、卵は使用)。
“精進カツ”は、「シイタケの茎」がベースになっています。他に「くわい」や「人参」などでも練って、数時間をかけて、カツ仕立てにしているそうです。
手間暇をかけて作られた“精進カツ”は、優しい歯ごたえがあります。ご飯は、おかわり無料でした。カツの濃厚な旨味で、ご飯がすすみます。筆者は、二杯もいただいてしまいました。充分に、肉に代わる存在だと思います。
切り干し大根が入った卵焼き、野菜料理、お吸い物、お漬け物なども楽しめました。取材時、“精進カツ定食”は1150円でした。
日替わりで楽しむ
取材した日の「日替わりの定食」です。当然のことながら、肉などは利用していません。肉のように見えるのは、食べた印象では油揚げ。精進カツと同じく、お肉に近い食感でした。味わいはあっさりしていて、食べやすいです。取材時は970円でした。
台湾人料理家による日本人の味覚にあわせた精進料理
おかみさんによれば、菜食料理の流行をただ追うのではなく、日本人の味覚と「普通の食事」から離れないように心を込めて料理をしているそうです。
美味しい料理だけでなく、人々の食生活に寄り添う料理人の姿勢も魅力的です。だからこそ、30年もお店が続いているのでしょうね。また、訪れたくなるお店でした。
お店の情報
お店の名前:香林坊 (コウリンボウ)
場所:東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 2F
電話番号:03-3385-7005
営業時間:11:30~15:00 17:00~20:00
定休日:日曜日、ゴールデンウィーク
※料金やメニューは筆者の取材時のもの。最新の情報とは異なる可能性があります。
(撮影:筆者)
※この記事はガジェ通ウェブライターの「木村 邦彦」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?