3月15日、なんばグランド花月で『久馬歩編集　月刊コント 別冊グランド号』が行われました。このイベントはザ・プラン9のお～い!久馬が2009年より開催しているロングランのコントライブ。オープニングコントと出演者のネタ、そして巻末コントと、見終わるとすべてが繋がっており、１つのストーリーに編集されています。毎回、旬の芸人や注目コンビ、実力派など”今見たい！”と思う芸人や舞台人が続々登場。オープニングコントでのダジャレによる出演者の紹介もいまや名物、その見事な物語の編み方が大好評の人気イベントです。
　
　
　3月15日の『別冊グランド号』では、ザ･プラン9、シャンプーハット、ダイアン、ミサイルマン、とにかく明るい安村、シソンヌ、バンビーノ、福本愛菜のほか、未知やすえ、そして今田耕司が出演。そしてゲストに三四郎さん、キンタロー。さんも登場と、豪華な顔ぶれに、立ち見が出るほどの超満員となりました。

　舞台はとある雑誌社。アルバイトの福本と、編集部員のザ・プラン9 浅越、編集長のなだぎとのやり取りからスタート、会話に沿ってダジャレでの出演者紹介を行いました。そして物語りは、”明るくて安い村”での奇妙な祭りをスクープするため動き出します。そこで数々の出来事が起こり…。

　
　
　
　まずはザ・プラン9のコント『雨宿り』。突然の雨に降られ、田舎の一軒家に雨宿りを懇願したなだぎと浅越。そこで不気味な老婆（ヤナギブソン）と料理人（久馬）がふたりを翻弄します。一見グロテスクな料理でもてなすふたりに恐れおののいた浅越は屋敷を抜け出して…。

　残されたなだぎをよそに、ドーナツ職人（シャンプーハット・てつじ）も加わります。屋敷を逃げ出した浅越は謎の武将様（ミサイルマン・岩部）と遭遇、図らずもお供をする羽目に…。

　続いてバンビーノのコント『ロボット』が。ロボットにミサイルを打たせるのですが、ボタン一つを押すにもコツがいるようで、うまくいくときといかないときがあります。そのたびに、石山と藤田の優劣が入れ替わり、やがてはミサイルの発射合戦まで発展して…。

　
　
　
　三四郎さんのコント『ED』では、EDでも堂々としている男（相田）にインタビューする記者（小宮）のやり取りを描きました。

　場面は、新劇場の出演者を決めるオーディション現場。ここでは『R-1ぐらんぷり2015』のファイナリスト、とにかく明るい安村と、アイドルのモノマネで人気のキンタロー。…