3月21日（土）、東京ビックサイトで開催しているAnimeJapan 2015にて、『牙狼＜GARO＞』のスペシャルステージが開催された。
　イベントフロア「GREEN STAGE」には『牙狼＜GARO＞-GOLD STORM-翔』から雨宮慶太監督、道外流牙を演じる栗山航さん、莉杏を演じる南里美希さん、黄金に輝く牙狼翔の4名が出演した。またアニメ『牙狼＜GARO＞-炎の刻印-』からは主人公のレオン・ルイスを演じる浪川大輔さん、レオンの父ヘルマン・ルイス演じる堀内賢雄さん、アルフォンソ・サン・ヴァリアンテ演じる野島勝人さんが3名が登壇した。
　
　『牙狼＜GARO＞』は2005年よりGARO PROJECTとして展開する特撮アクションホラードラマだ。最新作の『GOLD STORM-翔』は、2013年に放映されたTVシリーズ『牙狼＜GARO＞～闇を照らす者～』の主人公・道外流牙とヒロイン・莉杏が紡ぐ新たな物語となる。3月28日に劇場版の公開となり、4月からはTVシリーズが放映スタートと展開が続く。
　しかし雨宮さんは『～闇を照らす者～』で原作のみを担当。今まで栗山さんらが雨宮監督と現場を同じくする機会はなかった。
　
　『-GOLD STORM-翔』では雨宮さん自らが監督を務めている。ステージではそのことに触れた栗山さんが、撮影をうれしそうに振り返った。現在撮影はTVシリーズのクライマックスを残すばかりとのこと。雨宮監督は、「みなさんこの2人を見てください。今が一番りりしい顔と、美しい体をしていますから」と、数年にわたるアクションの演技で体が引き締まった主演2人をそう紹介し、思いを伝えた。
　さらに新たな展開として、「魔戒歌劇団」の発足が発表となった。メンバーはREKKA（松山メアリ）、RYUME（桑江咲菜）、YUKIHIME（黒木桃子）、ANNA（大関英里）の4人。影山ヒロノブ、奥井雅美、雨宮慶太によるプロデュース楽曲がTVシリーズ『-GOLD STORM-翔』のエンディングテーマに決定している。
　
　一方、2014年10月にはじまったTVアニメ『牙狼＜GARO＞-炎の刻印-』は現在、最終回の放送を残すのみ。その後の展開として劇場アニメの製作が発表済みだ。ステージに現れた浪川さん、堀内さん、野島んの3人は、あっけらかんとしたテンションで最終回や劇場版の展開を予想していった。2クールに渡る作品で培われた3人のコンビネーションに会場は終始笑い声に包まれていた。
　
　最後のフォトセッションでは雨宮監督をのぞく登壇者が集合。一大プロジェクトの実写とアニメのキャストが揃うという、ファンにもうれしい貴重な場となった。
　
　『牙狼＜GARO＞-GOLD STORM-翔』
　http://garo-project.jp/