【モデルプレス】V6の岡田准一、俳優の阿部寛、女優の尾野真千子が、日本映画史上初となる撮影に挑む。
【他の写真を見る】岡田准一、阿部寛、尾野真千子が日本映画史上初の試みに参加 過酷な撮影に挑む
3人は、映画「エヴェレスト 神々の山嶺(かみがみのいただき)」(2016年公開)に出演。今作は、日本映画史上初となるエヴェレストでの撮影を敢行し、世界最高峰の山に魅せられた2人の男、その男たちを待つ1人の女性、彼らの交錯する人生を軸に、厳しい山嶺に命を懸けて挑む人々の姿と強い想いを壮大なスケールで描く。
カトマンズであるカメラを見つけたことで、伝説のクライマー・羽生と出会い、次第に自らも人生を賭けてエヴェレストに挑むこととなる、山岳カメラマンの深町誠を演じるのは岡田。ストイックなまでの役作りで厳しい山岳ロケに挑む。
また、天才的な才能を持ちながらも、その独善的な生き方で孤立し、消息を絶ったままとなっていた伝説のクライマー、羽生丈二役を阿部が担当し、羽生を慕っていた兄を雪山で失い、その人生を狂わされながらも、彼を愛しその帰りを待ち続けている岸涼子役を尾野が演じる。
演技派俳優3名が、映画化不可能と謳われた今作に集結。また、3人はそれぞれ本作が初共演となる。それぞれが山岳練習を積みながら、実際にネパールでの撮影に挑む予定だ。
◆壮大なスケールでの撮影 キャストが意気込みを語る
日本映画史上初の試みとなるエヴェレストでの撮影を、岡田は「原作の『神々の山嶺』は大好きな作品で、実際のエヴェレストでも撮影できるということを今から楽しみにしています」と心待ちにしているそうで「平山(秀幸)監督をはじめとするスタッフの皆様、初めて共演させていただく阿部さん、尾野さん、キャストの皆様ともに過酷な撮影を楽しみ、しっかり体験していきたいと思います」と気合十分。
阿部も「映像化が難しいと言われている原作の映画化。実際に高所での撮影を敢行し、できる限りリアルを追及するこの作品に参加できてうれしい」と出演への喜びをあらわにし「岡田さん、尾野さんとの初共演も楽しみに、撮影に臨みたいと思います」と意気込んだ。
尾野は「エヴェレストでの撮影きっと大変だと思います」と不安を明かしながらも、「でも、あの山に登る意味がある作品にしたいです。なぜ登るのか‥‥自分自身にも問いかけながらこの作品に臨もうと思います」と自らを奮い立たせ、「阿部さんや岡田さんとの初共演になりますが、エヴェレストで迷惑かけないように日本でのトレーニング頑張ります!」と力強くコメントした。
また、メガホンを執る平山秀幸監督は「今回、壮大な原作を映像化するにあたって、想像を絶する限界ギリギリの撮影現場が待っています。そこでは、『芝居』や『思い込み』等と言うような事は通用しません」と並々ならぬ決意を持って今作に挑む。「参加していただくこの3人の俳優さんのまるごとがフィルムに焼きつけられる事になります。その『事』が楽しみでもあり、反面恐ろしくもあります」と胸中を明かした。(modelpress編集部)