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スプリングハズカムまでもう少しの今日この頃。別れや出会いなど環境の変化に対応するのは大変だし、一方で花粉と乾燥にやられてスーパー怠いという、何かと不安定になりやすい季節の変わり目ですが、そんな春待ちの時期を心穏やかに過ごすためのプレイリストを考えてみました。動じない強さには、まず心をリラックスさせることが大事だと思ったので、そのあたりをイメージした5曲になっています。
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■1.「深呼吸」('03)/Polaris
今年は結成15周年で、2月に9年振りのフルアルバム『Music』をリリースしたばかりのPolaris。とろけるようなサウンドスケープと日常の喜怒哀楽をありのままに描くスタイル――この「深呼吸」はそんな彼らの持ち味が分かりやすく感じられるとともに、“ダブポップ”というジャンルを打ち出した代表曲でもあります。コーラスで参加しているのはクラムボンの原田郁子。深呼吸しながら聴けば、激しい天気の移り変わりすらも楽しめそう。
■2.「地図の上の春」('11)/ゆーきゃん
シンガーソングライター、ゆーきゃんの3rdアルバム『ロータリー・ソングズ』に収録された春の歌。温かなアルペジオ、陽だまりの匂いがするようなアレンジの中で訪れる《このまま春を待ちながら死んでしまいたい》のラインに最初は驚くかもしれませんが、むしろ込められているのはささやかな希望や強さだということが聴けば分かると思います。ニュートラルな歌声とともに、ゆったりと季節のめぐりを感じてください。明るい時間にどうぞ。
■3.「Easy」('11)/Real Estate
今年2月に行なわれたライヴイベント『Hostess Club Weekender』でも素晴らしい演奏を聴かせてくれた米ニュージャージー出身のインディロックバンド、リアル・エステート。彼らが繰り出すドリーミーなサウンド、ふわりと浮かび上がる美しいメロディー、さわやかなヴォーカルハーモニーは春の空気感そのままといった印象で、この季節にぴったりでしょう。2ndアルバム『デイズ』のオープニングを飾る「イージー」。タイトルからして軽快ですよね。
■4.「くしゃみ」('96)/ともさかりえ
某女優さんが“アレ●オン♪”って連呼する鼻炎症状改善薬のCM、まったく信憑性が感じられないのは僕だけですか? とにもかくにも、個人的にはこの曲のウキウキっぷりのほうがまだ花粉を紛らわせてくれる気がします。ほぼ20年前のナンバーなのに、今も実に瑞々しい! 作詞は秋元康先生で、正統派ポップス志向のアイドルソングと言えましょう。ムズムズくしゃみにうなだれるよりも、これ聴いてポジティブに発想の転換を狙ってみては?
■5.「Beautiful days」('10)/LOVE PSYCHEDELICO
今年2月にリリースされたデビュー15周年記念のベストアルバム『LOVE PSYCHEDELICO THE BEST II』でも聴けるカントリー調のナンバーで、やわらかな木漏れ日を思わせる曲のムードが春待ちに打って付けじゃないでしょうか。マンドリンをはじめ、驚くほどにあふれる音の幸福感。KUMIがのびのびと歌う眩しいくらいに明るいメロディーも心をスーッとリラックスさせ、まさになんてことないような日が美しく輝きだす気持ちになりますよ。
TEXT:田山雄士