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毎年恒例、『週刊プレイボーイ』の大人気企画、プロ野球新外国人診断。今回のラストでは、日本ハム、ロッテ、西武の新助っ人たちを紹介。はたして、彼らの補強は“お買い得”だったのか?
(第1回⇒http://wpb.shueisha.co.jp/2015/03/21/45303/
第2回⇒http://wpb.shueisha.co.jp/2015/03/22/45334/
第3回⇒http://wpb.shueisha.co.jp/2015/03/23/45488/)
■韓国と台湾からもスター候補が!
日本ハムは野手ふたり、中継ぎ投手ひとりを獲得。なかでも、左打ちのハーミッダはいい買い物だ。
「広角に打てる技術はキャンプから目を引きましたが、対外試合に入ると長打を連発。変化球にも対応でき、現状では今年の新外国人でNo.1の要注意打者です」(パ・リーグ某球団スコアラー)
一方、もうひとりの野手レアードは、オープン戦に入ったあたりからチームメイトをしきりにビデオ撮影するようになったという。「早期帰国を想定して、早くも思い出づくりかも(笑)」(スポーツ紙・日本ハム担当記者)
ロッテは昨季途中に入団した“キューバの主砲”デスパイネの引き留めに成功し「彼の残留が一番の補強」(伊東監督)と言わしめたが…。というか内実は、彼の年俸が7千万円から2億5千万円にハネ上がったせいで、他に使える補強資金がかなり限られてしまったというのが本音のようだ。
ただ、イ・デウンは掘り出し物だ。2007年に韓国の高校を卒業後、国内プロ球団を経ずにカブスと契約。メジャー昇格は果たせなかったが、マイナー通算40勝の実績を持つ右腕である。
「来日時は韓流スターばりのルックスだけが話題でしたが、150キロの角度ある直球に加えて変化球もいい。安定感にはまだ疑問符がつくもののハマれば10勝以上も期待できます。球団は女性ファンを当て込んで、早くも“デウンさまグッズ”を販売しています」(スポーツ紙・ロッテ担当記者)
最後は、一挙に5人を獲得したのに全然話題にならない西武。近年はロクな外国人投手がいなかったが、今年は台湾通の渡辺久信SD(シニアデイレクター)が、台湾アマ球界の期待の星、郭俊麟(かくしゅんりん)を連れてきた。
「プロ歴こそありませんが、国際大会の経験は多い。4年契約というところに西武の本気度を感じます」(パ・リーグ某球団スカウト)
西武の郭といえば、黄金時代に活躍した“オリエント・エクスプレス”こと郭泰源(かくたいげん)を思い出すファンも多いはず。渡辺SDの投手を見る目には球界でも定評があるだけに期待できそうだ。
(写真/小池義弘)