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明石家さんまの良き父親ぶりに感動。「楽しく幼稚園に行けるなら、これはお父さんの役目」

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明石家さんまの良き父親ぶりに感動。「楽しく幼稚園に行けるなら、これはお父さんの役目」

 明石家さんまの良き父親ぶりに感動。「楽しく幼稚園に行けるなら、これはお父さんの役目」

 面白くて、明るくて、心が広い、最高のお父さん。幼い頃のIMALUと長男にとって、明石家さんまとの毎日はワクワクの連続だったことだろう。さんまはどんなに疲れていても、子どもたちの喜ぶ顔が見たかったのだ。
 
 3月7日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)内で、幼い頃“どんなイタズラをして親に怒られたか”の話題になった。若い出演者らは自分がしでかしたエピソードを披露する中、明石家さんまはIMALUの兄との思い出を語っていた。
 
 さんまが大竹しのぶと結婚していたのは、『オレたちひょうきん族』『笑っていいとも!』等の人気番組のレギュラーやCM、ドラマと大活躍していた彼の第一次黄金期の頃である。仕事を終え自宅に帰るのは、いつも朝の4~5時頃だったと話す。
 
 ある日、長男が幼稚園に行く前に、寝ているさんまの背中に氷を入れるというイタズラをしてきた。とっさに出た言葉が「アイス、いや~ん」。その返しに長男も一緒にいた妹のIMALUも、大喜びしていたという。彼らには父親のリアクションが、よほど面白かったのだろう。それから約2週間、毎朝さんまに同じイタズラが仕掛けられたのだ。
 
 だが長男が登園する時間帯は、彼がやっと熟睡し始めた頃。イタズラが始まってから5日目くらいに“あっ、冷たい!”と無意識にさんまは手で払いのけようとし、長男の顔にぶつかってしまったことがあった。「わあ~ん」と大泣きする長男に、「ごめん、ごめん」と謝ったというさんま。それでも次の日から、また氷を持って子どもらは、寝ているさんまに近づいてきた。
 
 今度は氷を背中に入れられる前に「なんか、変なヨカ~ン(予感)」と言いながら起き上がり、さらに子どもたちには大ウケだったそうだ。しかしさんまの本音は、“あれはしんどかった、飽きさすまで”。そこまでして、子どものイタズラの相手をしたのはなぜだろうか。
 
 さんまは、「楽しく(長男が)幼稚園に行けるなら、これはお父さんの役目」と言い切る。長男のイタズラは、不在がちな父親を慕っているからこその行為だからと、容認しているのだ。それにしても「なんか、変なヨカ~ン(予感)」という台詞は当時、子どもたちが好きだったビデオでドナルドダックが口にしていた言葉だといい、さんまはどんなに忙しくても彼らと遊ぶ時間を確保していたかが分かる。
 
 離婚が決まった時、長男はさんまと一緒にいたいと主張したと伝えられている。また大竹の連れ子だった長男に負担をかけさせまいと、自分のことを父ではなく“ボス”と呼ばせ、IMALUにも同じ呼び方をさせたのは有名な話だ。2人の子が「すくすく育って不良にならず、これだけでも良かった」とラジオで語っていたさんまの言葉は、感慨深いものであった。
 (TechinsightJapan編集部 みやび)

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