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フコク生命保険が東京・内幸町の自社ビルで「フコク生命ご当地キティーミュージアム」を開催中。期間は15年6月30日まで。
今回の展示を手掛けたのは、広告代理店の博報堂に務めるデザイナー岩間直哉。岩間は10年に同社に入社すると、次世代型ブランディングの専門ユニット、博報堂ブランドデザインに配属。14年10月より空間デザイン部門、イベント・スペースプロモーション事業本部に所属し、ブランディング戦略から建築、インテリア、プロダクト、ロゴまでの統合的なデザインを手掛けてきた。
そんな彼が手掛けたミュージアムは、床に描かれた日本地図に合わせて、全国62支社のオリジナルご当地キティを展示したもの。フコク生命のイメージキャラクターである「ハローキティ」と日本各地の名産品、歴史、人物などをコラボレーションさせた。個性豊かな装いのキティたちを見ているだけで、日本各地の伝統や地域性が感じられる。
入口には本展のシンボルとして、ハローキティを家紋のようにあしらった暖簾を設置。その他は、ハローキティのもつシンプルで構成的なデザインを空間で表現することを目指し、余分な装飾を極力排除した。その中で、床一面に描かれた日本地図の強弱のある黒いラインが、ハローキティのアウトラインを想起させている。
【展覧会情報】
フコク生命ご当地キティーミュージアム
会場:富国生命ビル1階エントランス
住所:東京都千代田区内幸町2-2-2
会期:14年12月8日から15年6月30日(予定)