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「クスリやると滑舌良くなります、手の震え止まります。そっちの方がやばいんだよ」
ろれつの回らない口調で語ったのは、覚醒剤取締法違反などで3度逮捕され、昨年7月に2度目の服役を終え出所した田代まさし(58)。18日に出所報告会見を開き、「たくさんの方を傷つけてしまい、おわびします」と頭を下げた。
出所した日に、薬物依存者回復支援施設「日本ダルク」の寮に入り、現在は同施設のスタッフとして勤務。掃除や電話対応、受刑者の親族から来た手紙の代理返信などの雑務をこなしているという。
逮捕直後に比べて「10キロ太った」という田代。「(刑務所から)出てきた日、(田代がいた薬物依存症リハビリ施設『ダルク』の)近藤代表から最初にごちそうしてもらったのが“しゃぶしゃぶ”だった(笑い)。その味が忘れられません」と振り返った。
クスリに手を出した代償は大きく、出演番組のテレビ局からは莫大な損害賠償請求が。「捕まる前は年間1億円くらい稼いでいたけど、『バカ殿様』は社長がいい人で請求されなかったけど、あとはほとんど請求されて借金は8000万円~1億円できた。土地とか売って返したけど、今もまだ4000万円くらいある」と話し、家族のことを聞かれると「息子とはメールのやりとりくらいはしている」と言葉少なだった。
イベントでは「アイスクリン」という唾液で薬物使用の有無を調べる検査キットを取り出して実演してみせる場面も。プロインタビュアー・吉田豪(44)から「田代さんにぜひ使ってほしいの(ギャグ)がある。(危険ドラッグ使用で逮捕された男が逮捕時に発した言葉)『しぇしぇしぇのしぇー』です」と言われて苦笑いしていた。
「今は芸能界に復帰したいという気持ちはない。ゆくゆくは『芸能界のダルク』を作りたい」と神妙な顔つきで語っていた田代。とはいえ、覚醒剤の再犯率の高さは田代自身が一番わかっているはず。もし、マーシーの震えがおさまり、滑舌が良くなってきたら警察へ連絡を――。