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個性派すぎる俳優にして、知る人ぞ知るホラー界の若き帝王イーライ・ロスが製作を手掛けた悲しきホラー『クラウン』。公開前のプロモーションにと、おっそろしいメイクのピエロ(クラウン)がAOLニュース編集部にやってきたので話を伺った。
この日のうららかな春日和とは縁遠い血まみれメイクで現れたこのピエロ。弊社までは電車を乗り継いでふつうにやってきたそうだが、「特に恥ずかしいとかそういうことはなかった」そう。しかもこの後もあと3ヵ所まわるとか…ご苦労様である。
この映画のピエロ(クラウン)は、もともとはお父さん。息子の誕生日にピエロの衣装を着てお祝いしたはいいが、その後衣装が脱げない!そして衣装は徐々に自分の体の一部に…。呪われた衣装の謎は、かつての子供たちをむさぼり喰っていた悪魔伝説にあった。恐ろしい悪魔に取りつかれた父親の運命は――。
映画が作られたきっかけは、2010年にさかのぼる。映画学校の仲間ジョン・ワッツとクリス・フォードが、ジョークで作ったフェイクのホラー映画予告をYoutube上に投稿。内容は、ピエロの衣装が脱げなくなり怪物に変貌していく…というもので、クレジットには映画会社のロゴやイーライ・ロスの名前を勝手に入れてあり、100%ジョークだったのだが、あまりの出来栄えにネット上であっという間に拡散。そしてイーライ・ロス本人の目に止まり、投稿から2日としないうちに、本人から「この企画を本当に映画にしないか?」という夢のような連絡がきたというから凄い。
【フェイク予告】https://youtu.be/utmvmr7cgcg
動画を見る
そうして出来あがった本作『クラウン』。監督は、フェイク予告を作ったジョン・ワッツがそのまま続投している。
「キャッチコピーにもありますが、映画史上もっとも残虐で悲しいホラーです」と真剣な顔で本作をアピールするのは、来社してくれた血まみれクラウン氏。「ピエロを使った王道のホラーですからね。バックにはイーライ・ロスがいますし、怖さと面白さは確約します。そうして、このクラウンの衣装は果たして最後脱げるのか…そこらへんもドキドキしながら見てほしいですね」。そう言うと、次の予定があるので、と去っていった。
【『クラウン』予告編】https://youtu.be/LwHdkeH_oYU
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残虐だけど悲しい子喰いクラウンの物語。『クラウン』は3月21日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
(C)2014 Vertebra Clown Film Inc.
■参照リンク
『クラウン』公式サイト