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さくら学院公開授業「書の授業 2」1限目レポート@はまぎんホール ヴィアマーレ 2015.MAR.7
3月7日土曜日、さくら学院の公開授業「書の授業2」が、横浜のはまぎんホール ヴィアマーレで行われた。2年ぶり2度目となる書の授業で、さくら学院の生徒たちはどんな書を残してくれたのか? 1時限目からレポートしていこう。
さくら学院公開授業「書の授業 2」2限目レポート@はまぎんホール ヴィアマーレ 2015.MAR.7 いつもより早く午後12時半から始まった1時限目。史上初めてニコニコ生放送の中継が入った今回の公開授業。担任の森ハヤシ先生は、ニコ生で初めて公開授業を経験する視聴者に向けていつもより詳しく公開授業について説明。「各分野のエキスパートを先生に招いて、さくら学院の生徒が授業を受ける様子をただ見守るという、大人の嗜みであります」とやって拍手を浴びた。
今回の講師は書家の矢野きよ実先生。矢野先生は2度目の公開授業ということで、森先生はその時の印象を「下ネタ好きのドSオバサンで、僕に対してやたら厳しい」と語って爆笑を巻き起こした。矢野先生は番組のパーソナリティなどをこなしながら、数々の賞を受賞。「被災地支援・無敵プロジェクト」などの社会貢献活動も積極的に行っている。さくら学院とは、前述のように一度公開授業を行っているほか、シングル『顔笑れ』の題字を描いたことでも知られている。下町気質で軽快なトークもお手の物の矢野先生と、さくら学院の生徒たちはどんな絡みを見せてくれるのか?
1時限目の生徒は田口華、野津友那乃、大賀咲希、山出愛子、岡田愛の5人。田口は15歳になって初めての公開授業ということで、髪型も書道っぽく、筆っぽいヘアスタイルで気合いを入れた。野津は、「花粉凄くない?耳の奥まで花粉が……」と大変そう。「目をかいていたら京浜東北線に乗り遅れそうになった」と笑わせた。
大賀は“グッドオーガニング”をマイナーチェンジして森先生のダメ出しをもらわないようにとやる気。「咲希がせーの! と言ったらオーガニングとやってください!」とお願いするが、これには森先生が「グッドはなくなるの?」と指摘するが、大賀は「グッドは私が言います」とグダグダで場内は苦笑い。とりあえずやってみるということで、「グッド! せーの! オーガニング!」と予想外の順番で戸惑う場内。森先生は「せーのをグッドの後に挟んでいいの? 後でダメ出ししましょう」とやれやれといった表情だ。大賀は続けてメンバーの物真似。音楽番組の収録時、楽屋での野津の一言。「アーティストさんて、クールだよね!?」とやり、大爆笑を呼んだ。
すっかり大賀の一人舞台となってしまい、後から出てくる後輩たちも大変だ(笑)。山出は「書道は1段持ってるので、実力を少しでも出せたら」と意気込み、岡田は「矢野先生が同じ愛知の人なので楽しみ。今日もデラ頑張ります」と宣言した。書の授業ということで、先週のアートの授業に引き続きTシャツにデニムの生徒たち。Tシャツは先週の汚れが完全に落ちてないのが印象的だ。
次ページは、「ネタ切れ」「スターになる」……生徒たちの心の叫びが書に!地元・アニメキャラ・食べもの……さまざまな愛を書にぶつける!
ここで登場した矢野先生。森先生は「今日もおきれいですね、2年経って2年若返ったんじゃ?」と持ち上げまくる(笑)。矢野先生は「前回の公開授業で温かい気持ちになれたので今日もとても楽しみ」と、笑顔で語る。書とは、ハートの中にあるものを思い切り書いていくもの、と矢野先生。 授業では筆の持ち方から始め、小さな紙から大きな紙へと、徐々に段階を踏んで書を書いていくことに。まずはハガキ大の紙に「山」と書くが、生徒たちそれぞれ個性が表れている。岡田のは「良い風が吹いている」、野津のは「空間が美しい」と矢野先生の評。
続いては生徒たちそれぞれ心の中を書いていくことに。「今、心の中にあること。森先生何がありますか?」という矢野先生の問いに、「いい年してよくしゃべるなあ。文字にすると五月の蝿みたいな」と答えて笑いを呼ぶ。そんな中、野津の作品は「鼻」。「鼻がかゆい!」と叫ぶ野津に拍手が起きる。岡田は好きな愛知の方言「りん」、野津は「リヴァイ」、田口は「エシディシ」と好きなアニメキャラを書に示す。すると山出は「出川」、岡田は「信長」と、対照的な憧れの人の名前が書かれていく。そして山出は「桜島」と郷土愛を書いて拍手が起きた。
さらに長い半紙に書いていく。真っ先に山出が「スーパーレディ」と書けば、野津は「ネタぎれ」と書いて笑わせる。そして場内の空調がやや暑めだったためか、田口は「あつい」、大賀は「あついよ」と書いて笑わせた。野津は「おやつ食べたい」と集中力がそろそろ限界のよう(笑)。田口は「スターになる」と気合いの書で拍手を浴びる。
そんな中大賀は「楽しすぎ」と書くが、田口は「2年前の華のやつパクった!」と怒るが、大賀は「いいじゃん、キャラが被って嬉しいよ」と押し切る(笑)。田口は「旅立つ」、ダウン寸前の野津は「卒業」と、この季節を意識したお題が出てくるが、次の大賀は「正方形」と謎の書で場内をどよどよさせた。
次ページは、矢野先生も認める大きな成長を見せる生徒たち大きな紙に大きな筆で、想いを出し切る!
さて、ここで最大級の半紙に太い筆を使って最後の作品に取りかかる。生徒たちの身体よりも大きな白い紙に向かい合うと、今まで楽しげだった表情が一変し、みな真剣な顔で心の中の想いとぶつかり合う。そうしてできあがった作品は……、
田口「道」……卒業してそれぞれ違う道に進むけど、自分が信じた道を大事にしたいと田口。迷いのない勢いのある道になったと思う。
野津「いざさらば」……ニューシングル「「仰げば尊し ~ from さくら学院 2014 ~」の歌詞。野津らしく優しさの中に強い芯のある書になった。
大賀「希望になりたい」……たくさんの人の希望になって、笑顔にさせたいという大賀の気持ちが表れた、優しさにあふれる書になった。
岡田「力強く」……ダンスも歌も力強く、中等部になったらやっていきたいという想い。文字通り非常に力強い生き生きとした書になった。
山出「ありがとう」……「父兄さんやメンバーやお母さんや先生たちに感謝を込めて」。目一杯の感謝が詰まった温かな書となった。
それぞれが書き上げた未来を感じる書たち。矢野先生は、「1時間足らずで大きな成長した。これからの成長も楽しみ」と感想を述べた。山出は「力強く書けることに感動した」と嬉しそう。田口は「空っぽになった!」と、自分の中の想いを出し切ったようだ。
2時限目の生徒たちは、どんな想いを書にぶつけてくれるのだろうか?竹崎清彦 アイドル、ファッション、スポーツ、ゲーム攻略本など幅広く執筆。趣味はライヴ観戦。好きなアーティストを追いかけ世界中どこへでも行きます! 80年代モノに詳しい。