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2009年に亡くなった忌野清志郎さんがリーダーを務めたロックバンド「RCサクセション」のアルバム「シングル・マン」(1976年)の制作の舞台裏に迫るドキュメンタリー番組「名盤ドキュメント RCサクセション『シングル・マン』」が5月2日にNHK・BSプレミアムで放送されることが分かった。各楽器の音がそれぞれ録音されたマルチトラック・テープがレコード会社の倉庫から約40年ぶりに発見され、初公開される。同作は、所属事務所に極秘で録音されたため、参加ミュージシャンやレコーディングの詳細が不明だったが、番組では秘密をひもといていく。
【写真特集】発掘された幻のテープ 懐かしの写真も
番組を制作したNHKのプロデューサーによると「シングル・マン」の録音を始めた時、23歳だった忌野さんは、プロデビューしたものの売れず、所属事務所から干されてレコードを作ることも許されず、私生活も荒れていた“最悪の状況”だったという。起死回生を狙い、事務所に秘密でレコーディングしたのが同作で、それまでのフォークから、ドラムやホーンセクションを入れたバンド編成に変化した。
プロデューサーは、マルチトラック・テープについて「清志郎さんのボーカルや各プレーヤーの演奏を細かなニュアンスまではっきりと聞き取ることができ、録音時の試行錯誤の様子まで伝わってくるようで興奮しました!」と話している。
番組ではレコーディングに参加したミュージシャン、関係者にもインタビューを行い、同作の秘密をひもとく。星勝さん、仲井戸麗市さん、竹中直人さん、角田光代さん、サンプラザ中野くん、曽我部恵一さん、ワタナベイビーさんらが出演予定。放送はNHK・ BSプレミアムで5月2日午後10時から。