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1985年8月にデビューし、今年30周年を迎えるガールズバンドの草分け的存在、SHOW-YAが19日、都内でコンベンションライブを行った。通常、新人アーティストを関係者にお披露目するコンベンションを「デビュー以来30年ぶり」に行ったボーカルの寺田恵子(51)は「こんにちは。30年目の新人、SHOW-YAです。よろしくお願いしま~す!」と初々しく(?)あいさつした。
SHOW-YA・寺田恵子が明かすプリプリとの本当の仲~80年代バンドブームの実情
寺田、中村美紀(Key・53)、五十嵐“sun-go”美貴(G・52)、仙波さとみ(ベース、51)
、角田“mittan”美喜(Dr・51)の5人は、座って観覧する関係者を前にステージ狭しと「私は嵐」(89年)を披露。ふだんとは勝手の違うライブに「なんかオーディションを受けてるみたい」(寺田)と顔を見合わせて苦笑いした。
「どうせテレビに流れたり、新聞に書かれるから先に言っときます」と前置きした寺田は「SHOW-YAのメンバー全員、50(歳)過ぎです。正真正銘の“熟女”でございます」と自虐ネタも。それでも、胸元を露わにしたライダースジャケットにミニスカというロックな衣装で「ずっとこういう格好で、死ぬまでいけたらいいな」と決意を示した。
「チャレンジすることが自分たちの生き方」(寺田)というSHOW-YAは、X JAPANの「紅」をヘッドバンギングしながら大熱演。男性ソロアーティストの名曲をカバーしたアルバム『Glamorous Show II』(5月27日発売)に収録される矢沢永吉「黒く塗りつぶせ」、沢田研二「勝手にしやがれ」を“男前”に披露した。
30年の歴史の中で、91年2月に寺田が脱退。新ボーカルを迎えて存続したものの98年9月に活動を終了し、05年のデビュー20周年を機に再結成した経緯がある。寺田は空白の期間について「何を隠そう私がSHOW-YAから“家出”して“家族”はバラバラになった。それでも、“戻りたい”と言ったらみんなが集まってくれて、オリジナルメンバーで30周年を迎えることができるのはすごくうれしいです」としみじみ。
寺田が「世界中で、オリジナルメンバーでハードロックをやっている女バンドはもしかしたらSHOW-YAしかいないかもしれない。これからも頑張るので応援してほしいと思います」とあいさつすると、ラストは代表曲「限界LOVERS」(89年)で締めくくり。終始ノリの悪さをいじられていた関係者もノリノリになり、割れんばかりの拍手が送られた。
SHOW-YAは女性アーティストだけを集めた『NAONのYAON』を今年も4月29日に東京・日比谷野外音楽堂で開催するほか、12月27日には、30周年記念ライブとして東京国際フォーラム ホールA公演を行うことも決定した。