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LoVendoЯが「LIVE TOUR 2014-15 ~あなたの心(ハート)を盗(いただ)きます~」ファイナル公演を新宿BLAZEにて開催した。
LoVendoЯその他の写真
ツインボーカル、ツインギターという変則的な編成でガールズ・ロックスタイルを追求するLoVendoЯ。この日のLIVEでは確かな成長をメンバーたちは見せた。
27曲もの楽曲を、Bitter & Sweet、Zweiとのコラボをまぜながら披露。中でも、アコギversionで聞かせた『不器用』では、田中れいながドキリとするセクシーで妖艶なボーカルを聞かせ、アイドル時代から一皮むけた姿を魅せた。
岡田万里奈はソロで聞かせた『洗脳』で力強い歌声を聞かせ満員の観客を魅了。いままでは、どうしても田中れいなの影に隠れがちだった彼女だが、今回のツアーで確実に一人のボーカリストとして成長をした。
ギターの魚住有希、宮澤茉凜も息のあったプレイでバンドを支える。宮澤茉凜は結成当初はギターが不安定だったこともあったが、しっかりと安定したギタープレイを披露。魚住は元々が速弾きにも定評があったが、ますますテクニックを磨きソロでも堂々としたプレイ。宮澤も負けじとアコギ、エレキ共にしっかりと自分の色を出しながらサウンドに深みを増していく。
LoVendoЯのツアーファイナルを観て感じたのは、4人がより本物に日々近づいているということ。そして、バンドとしての結束力が高まっているということだ。「LoVendoЯといえば、田中れいな」、間違いなくファンの間でもこの認識は強かった。結成の経緯が「田中れいながバンド活動をする」ためのオーディションで選ばれた、岡田、魚住、宮澤なのだから仕方がない。特に岡田は結成当初からしばらくは誰の目からも田中に気を使っている姿がステージの上でも見られた。しかし、今回のツアーを通して寝食を共にしたことで信頼関係が出来たのだろう。二人のボーカルの関係性が変わったように思える。岡田のしっかりしているようで、天然ボケなキャラも一役買っているのだろう。人見知りで知られる田中が全幅の信頼をおいているのが今回のツアーファイナルではしっかりと見られた。
LoVendoЯはまだまだ進化をする、そう思わせるツアーだったのではないだろうか?メジャーデビューも7月1日に決まり、また、今年は空前のガールズバンドブームが来そうな予感がする中、LoVendoЯが盛り上げてくれることを期待したい。