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2015年4月9日、韓国・京郷新聞によると、韓国を訪れた外国人観光客の間で、「ソウルに行ったら5回は裏切られる」との言葉が広まっている。
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昨年ソウルを訪れた台湾人のKさんは、明洞にある化粧品店で大きな侮辱を受けた。シートマスクを渡そうとする店員につられて店に入ると、店員は「マスクをもらおうと入ってきたのか」と鋭く言い放った。Kさんはあきれて返事もできなかったという。
香港人のNさんは午前3時ごろ、東大門からタクシーに乗り「弘大に行きたい」と運転手に告げると、「4万ウォン(約4400円)を支払え」と言われた。さらに、「メーターで走行距離を測ってほしい」と言うと、「4万ウォンと表示されるルートで向かう」と言われた。「警察を呼ぶ」と言うと「じゃあ3万円出せ」と言われ、結局、Nさんは運転手に3万ウォンを支払ったという。
8日、韓国観光公社が発表した「2010~2014年苦情受付現況」によると、昨年の外国人観光客の苦情件数は前年比4.2%増の1154件。主な苦情として、店員の呼び込みや違法タクシー、不法ゲストハウス、偽物商品、ぼったくりが挙げられた。ソウルの観光警察隊は主要観光地を集中的に取り締まるなど、外国人を相手にした違法行為をなくすために奮闘している。
これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「国の恥だ。ソウルの人たちは、外国人観光客だけじゃなく、地方から来た韓国人にも同じことをする」
「『また来てもらおう』という考えはないの?」
「韓国人は期待を裏切られることに慣れてしまっている。5回ならいい方だ」
「ソウルは行くたびに中国化していると感じる。人が多いし、町はごちゃごちゃしていて悪臭がする。それなのにぼったくりまで?外国人に『二度と韓国に行きたくない』と思われてもしょうがない」
「何度も日本を旅行しているが、韓国人や中国人のように、外国人観光客相手に詐欺を働こうとする日本人を見たことがない」
「ああ、恥ずかしい。日本に行って接客を学んで来い!」
「日本に生まれたかった」
「ぼったくりやタクシー運転手のせいで、本当に日本人観光客を見なくなった」
「本当の愛国心とは、『独島(竹島の韓国名)は韓国の土地だ』と叫んだり、スポーツ大会で金メダルを取ることじゃない。道徳的に『外国人のお手本』になることが真の愛国だ」
「中国人は日本を嫌っているが、一度日本に行くと日本が大好きになるという。韓国はその反対。韓国を好きな中国人は、一度韓国に行くと韓国が嫌いになる」
「腕をつかんで無理矢理店に連れ込もうとするヨーロッパ人たちよりはましじゃない?」
「隣国が世界最高のサービスを提供する日本ということも不運だ。中国や東南アジアの国と比べたら、韓国はましな方」(翻訳・編集/堂本)