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6回にはタイムリー二塁打、3打数2安打で打率.308
マーリンズのイチロー外野手が19日(日本時間20日)、オープン戦のブレーブス戦に「6番・右翼」で先発し、3打数2安打1打点1得点と活躍。チームは3-6で敗れたが、イチローは“今季初マルチ”となった。球団公式サイトなどが報じている。
まずは2回。1死走者なしの場面で、イチローは昨季までヤンキースに所属していた若手左腕バヌエロスからセンター前ヒットを放った。その後、三塁まで進むと、マティスのタイムリーで生還。先制のホームを踏んだ。
4回の第2打席は右腕マーティンの前に遊ゴロ。そして、6回に見せ場を作る。
2死2塁で打席に立ったイチローは、カウント2ー2から左腕アウトマンの89マイル(約143キロ)の速球を捉えた。左中間を深々と破るタイムリー二塁打。代打で三塁打を放った18日のナショナルズ戦に続き、2日連続の長打となった。その後、ソラーノのセンター前ヒットで本塁に生還した。
これで4試合連続安打と状態を上げてきており、マルチ安打は今キャンプ初。球団公式サイトは「イチロー大当たりも十分ではなく、ブレーブスに敗れる」との見出しで試合をレポートしている。
これでオープン戦打率.308としたイチロー。メジャー15年目の大ベテランが、開幕に向けて着実に準備を整えてきている。