＜コーツ・ゴルフ選手権　3日目◇30日◇ゴールデンオカラGC（6,541ヤード・パー72）＞
　　米国女子ツアーの今季開幕戦「コーツ・ゴルフ選手権」の3日目。予選ラウンドをトータル1アンダーの24位タイで通過した宮里藍は第3ラウンドを1バーディ・2ボギーの“73”でラウンド、トータルイーブンパーに落とし35位タイに順位を下げた。
　　この日、OUTスタートの宮里は2番でボギーが先行の苦しい立ち上がり。その後は取り戻せず前半を折り返した。後半でも前半と同じくボギーが先行し苦しい展開となった。それでも最終18番でこの日1つ目のバーディを奪いフィニッシュした。
　　また、今大会には宮里美香と上原彩子の2人も出場していたが、ともに振るはずとも予選落ちとなってしまった。
　　そんな苦戦する日本勢を尻目にこの日“65”で回り7つ伸ばしたリディア・コ（ニュージーランド）がトータル14アンダーで単独首位に躍り出た。1打差のトータル13アンダー単独2位にハナ・ジャン（韓国）。続くトータル12アンダー単独3位にはチェ・ナヨン（韓国）。さらにトータル10アンダー単独4位にステイシー・ルイス（米国）がつけた。
　【3日目の結果】
　1位：リディア・コ（-14）
　2位：ハナ・ジャン（-13）
　3位：チェ・ナヨン（-12）
　4位：ステイシー・ルイス（-10）
　5位T：エイミー・ヤン（-9）
　5位T：ジェシカ・コルダ（-9）
　5位T：オースティン・アーンスト（-9）
　8位T：リュウ・ソヨン（-7）
　8位T：イ・ミリム（-7）
　8位T：アサハラ・ムノス（-7）
　35位T：宮里藍（E）他
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　　初日スパイグラスヒルGCを回り、3アンダーの38位タイと上々の位置につけていた今田竜二だったが、この日はペブルビーチGLをラウンドし、2バーディ・4ボギーの“74”でホールアウト。スコアを2つ落としトータル1アンダーの109位タイで3日目を迎えることとなった。
　
　　今田はINから出ると10番、14番とボギーを叩く苦しい立ち上がり。16番はバーディとしたものの、17番でボギーを叩いてスコアを落としてバックナインを迎えた。それでも後半は我慢に重ねて、懸命に踏みとどまる。
　　それを象徴したのは、海沿いのグリーンに打ち下ろしていく名物ホールの7番パー3。ティショットを海沿いの崖に落とすトラブルを招いたものの、急こう配の崖からウェッジでグリーン周りに復帰するスーパーショットを披露。さらに、約10ヤードのアプローチを直接放り込んでパーをセーブして見せた。
　　この日もショットの状態はボロボロながらスコアに対するパッティングの貢献度は2.322をマークするなど、今田竜二らしい粘りは随所に見せている。予選ラウンドはあと1日。まだまだ、巻き返すチャンスは残されている。
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