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■サンフレッチェ広島 攻守ともに安定し、連勝で好スタートをきる
開幕から安定感に満ちた戦いで連勝中の広島は、現在首位。4得点1失点という数字にも表れているように攻守ともに安定している。2試合連続2ゴールの内容を見ても、セットプレーから2得点、ロングパスから1得点、コンビネーションで崩して1得点と、ゴールパターンのバリエーションが豊富。得点者も異なり、どこからでもゴールできているのが今の広島の強みだ。
浦和戦、ボールを運ぶ役割を担って攻撃にアクセントをつけていた浅野拓磨が、野津田岳人と共にU-22日本代表に招集されて不在。シャドーの位置に不安を抱えているが、前節に直接FKを決めている森崎浩司が好調。さらにドウグラスや工藤浩平、柴崎晃誠といった実績組に加え、茶島雄介という若者も台頭しており、大きな不安はない。
ただ、浦和戦は現在リーグ戦5連敗中。連敗中の内容も2得点10失点と完璧に圧倒されている。広島を徹底的に研究、解剖し、特別なプランと圧巻の集中力を見せる浦和の前に圧倒されてしまい、流れの中でのゴールは直近5試合で1度もないという厳しさだ。
それでも、昨年のナビスコ杯準々決勝では2試合とも引き分けはしたが、アウェイゴールの差で上回り、勝ち上がりを決めた。対浦和戦の敗戦の多くは、ミスを多発した広島の自滅。昨年のナビスコ杯での勝ち上がりは紙一重で勝敗が決まることの証明であり、そこをクリアしたことで“浦和コンプレックス”は徐々にはがれ落ちつつある。(紫熊倶楽部 中野和也)
■広島予想スタメン
3-4-2-1
GK
林卓人
DF
塩谷司
千葉和彦
水本裕貴
MF
ミキッチ
青山敏弘
森崎和幸
柏好文
森崎浩司
茶島雄介
FW
佐藤寿人
■浦和レッズ リーグ戦連勝スタートもACLで3連敗
Jリーグでは湘南戦、山形戦と開幕から2連勝を飾り、滑り出しに成功している浦和だが、ACLでは17日に行われたアウェーでの北京国安戦で黒星を喫し、ここまで3戦全敗。決勝トーナメント進出の可能性は低くなってしまった。ACLにかける意気込みが強かっただけに、中4日で気持ちの整理をどれだけつけられたか気になるところだ。
北京は比較的近いとは言え、飛行機移動はやはり疲労が蓄積される。北京の汚れた空気の中でプレーしたことによる身体的負担もあり、やはりコンディションは懸念材料となるだろう。
力負けと言っていい北京国安戦において、存在感を示した数少ない選手である武藤雄樹が試合中の衝突で負傷交代したのも気掛かりだ。…