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アルガルベカップ2015のグループリーグ第2節が6日に行われ、なでしこジャパンはポルトガル女子代表と対戦した。
6月に控えたカナダ・女子ワールドカップの前哨戦となる同大会。初戦のデンマーク戦は1-2で敗れ、黒星発進となったなでしこは先発メンバーを総入れ替えして臨んだ。
16分、なでしこにピンチが訪れる。縦パスに抜け出したアナ・ボルジュがペナルティエリア内右に侵入。アーリークロスを入れるも、カロリーナ・メンデスがシュートまで持ち込めず、難を逃れた。
先制点が欲しいなでしこは、積極的にゴール前へとボールを送るが、攻撃陣の飛び出しはオフサイドの判定が続き、決定機を作り出すことができない。30分には、ポルトガルがゴール正面やや遠い位置でFKを獲得。バネッサ・マルケスがヘディングで合わせるも、福元美穂がキャッチする。
すると36分、右CKからのクロスをゴール前で競って落としたところ、川村優理が右足ボレーで蹴り込み、なでしこが先制点を奪った。直後、右サイドからグラウンダーのパスを受けた横山久美が、エリア内で切り返しシュートを放ったが、これは枠を捉えることができない。
前半を1点のリードで終えたなでしこは、交代なしで後半を迎える。54分、横山がエリア手前左でパスを受けると、ドリブルを仕掛け相手のマークを外しながら右足を振り抜く。強烈なミドルシュートはゴール左上に突き刺さり、なでしこがリードを広げた。横山はA代表デビュー戦で初ゴールを挙げた。
67分、右サイドを抜けた有吉佐織がニアサイドに走り込んだ永里亜紗乃を目がけて素早いクロスを入れるが、得点には至らず。宇津木瑠美と永里に代えて、阪口夢穂、安藤梢を投入する。
勢いづいたなでしこは、ポルトガルに攻撃のチャンスを与えない。79分には、ハーフウェーライン付近からのロングボールに菅澤優衣香が飛び出す。胸トラップが大きくなったが、ゴール前に走り込むとそのまま右足を振り抜き、ネットを揺らした。
終盤には川澄奈穂美を投入し、最後まで攻めの姿勢を貫いたなでしこがポルトガルを寄せ付けず、3-0で今大会初白星を手にした。
なでしこジャパンは次節、9日にフランス女子代表と対戦する。
【スコア】
なでしこジャパン 3-0 ポルトガル女子代表
【得点社】
1-0 36分 川村優理(なでしこジャパン)
2-0 54分 横山久美(なでしこジャパン)
3-0 79分 菅澤優衣香(なでしこジャパン)