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インザーギ監督、またも延命…幹部は7位以内を厳命
去就が注目されたミランのフィリッポ・インザーギ監督だが、解任はまたも見送られることになった。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、一時は解任に舵を切りかけていたシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長も、思いとどまることを決断。インザーギ監督に直接伝えたという。
不振にあえぐミラン。特に15年に入ってからは顕著で、リーグ戦はわずか2勝。その2勝も降格圏に沈む2チームからと、内容面でも乏しい状況が続いている。7日に行ったベローナ戦では、後半アディショナルタイムに同点弾を許すなど、勝ち点の取りこぼしも多く、インザーギ監督の責任を問う声は日に日に強さを増していた。
残り12試合となったセリエAで、ミランは現在、勝ち点35の10位に付けている。ベルルスコーニ会長は、インザーギ監督に欧州カップ戦出場圏内となる7位までに入ることを厳命したもよう。なお、7位ジェノアとの勝ち点差は2、6位サンプドリアとは7差となっている。
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