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ウェイン・オデスニック(アメリカ)が、水曜日に2度目の薬物違反で15年の出場停止処分をITF(国際テニス連盟)から受けた。事実上、彼のキャリアが終わったことになり、トップ選手たちからは広い意味での歓迎の声もある。
ITFは29歳のオデスニックから数種類の禁止薬物の反応が出たとしていて、ステロイド剤が昨年12月と1月のテストで検出されたという。
処分は1月30日の時点に遡って適用され、処分が明けるのは2030年1月29日ということになる。
「選手やアスリートは自分が違反をすれば、その報いを受けると知るべきだ」と世界2位のロジャー・フェデラー(スイス)はコメント。「僕はスポーツ界がクリーンであることに大いに賛同する。そういう選手を捕らえることは、それをしていないすべての選手たちにとっての助けになるとも思っている」。
オデスニックは2010年にも成長ホルモンをオーストラリアから輸入していたとして処分を受けていて、2010年4月から2011年8月までツアーから締め出されていた。彼はドラッグを使用したことを否認し、また薬物検査で陽性反応が出たこともないと繰り返していた。
「2度目だからね。彼はツアーには相応しくない人物ということだろう」と世界3位のラファエル・ナダル(スペイン)はコメントしている。
最初のケースでITFが下した処分は当初は出場停止2年だったが、そのあと、彼が調査に協力すると申し出たため1年に短縮された経緯がある。アンディ・マレー(イギリス)やそのほかの選手たちは、オデスニックがどうやって調査に協力する気なのかと声に出して批判していた。
「バイバイ、ウェイン。ほっとしているよ」とマレーは水曜日にTwitterに投稿している。
マレーは「前のこともあるし、何を言われてもまったく信じられないね」と話し、「テニス界にとっては、彼をツアーから取り除くことはいいことだと思うよ。僕たちはああいう人物にツアーの一員でいてほしくないからね」。
また、マレーはオデスニックが12月と1月の薬物反応が陽性だったことも間違いないと信じているとも話していて、それぞれに調査すべきだとも話している。
「彼は明らかに何かを摂取していたし、それで何らかのアドバンテージを得ようとしていた」とマレー。「彼はドーピングに関わる何人もの人たちと関わっていたし、そういう人たちに囲まれていた。だから別に驚きはないよ。…