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中継ぎ陣の中心投手2人が開幕ベンチ不在に
中島、ブランコら大型補強に成功し、1996年以来となるリーグ制覇に向け順調に歩みを進めていたオリックスに暗雲が立ちこめてきた。昨季12球団NO1の防御率を誇った投手陣に故障者が相次ぎ、開幕に間に合わないことが判明した。
宮崎・春季キャンプでは右肩痛でブルペンに一度も入ることがなかった比嘉幹貴。3月14日の広島戦(福山)で緊急降板した岸田護は「左腹斜筋の損傷」との診断結果が球団から発表された。
昨年、62試合に登板し7勝1敗20ホールド、防御率0・79の成績を残した比嘉、ロングリリーフもこなし55試合に登板した岸田。森脇監督が「チームの武器の一つ」と語る中継ぎ陣の中心投手2人が開幕ベンチ不在となった。
森脇野球の根底にあるのはバッテリーを含めた守り勝つ野球。それだけに開幕を間近に控え大きな痛手となったはずだ。
中継ぎ陣の再編はどうなる? 指揮官は救世主の出現に期待
勝利の方程式の比嘉、岸田は主に6、7回を任されていた。2人がいないシーズン序盤は先発投手に最低でも7回まで投げ抜いてもらう必要がある。比嘉、岸田が抜けたブルペン陣だが、馬原―佐藤達―平野佳の中継ぎ3本柱は健在。故障が完治するまではこの3人がフル回転することになりそうだ。
一方、若手投手陣にとっては大きなチャンスが訪れたことになる。指揮官も「他の投手は大いにチャンスと思ってやればいい。嬉しい誤算がどんどん出ないといいペナントは送れない」と語っており、救世主の出現に期待を寄せている。
昨年、阪神からトレード移籍した白仁田、サイドスローに転向した古川、日本ハムで新人王を獲得している榊原、外国人枠の問題もあるが力強い直球を武器にロングリリーフもこなすマエストリらが候補だ。
143試合と長いシーズンでは不測の事態に備え一の矢、二の矢、三の矢と準備するのが森脇監督。故障者が出た中継ぎ陣の再編をどのように行うのか注目される。