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ハリルジャパンが始動した。バヒド・ハリルホジッチ新監督の就任した日本代表は23日、大分市内に集合し、合宿をスタート。明日24日の練習から合流するFW岡崎慎司(マインツ)、GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)のほか、故障を抱えるDF長友佑都(インテル)の不参加が決まり、28人で初日の練習を行った。
合宿初日から驚きの連続だった。バスが練習場に到着すると、まずはロッカールームで約15分間のミーティング。その後、選手たちはピッチに姿を見せたが、約25分間のランニングで初日のメニューは終了した。時計回りと反時計回りにグラウンドを計11周。あっという間に選手たちはロッカールームへ引き揚げた。
欧州組は長距離移動で帰国したばかり。国内組も前日22日にリーグ戦を戦っていたとはいえ、ハリルジャパン初日の練習は意外にもあっさりと終わった。霜田正浩技術委員長は「予想以上に寒かったので」とも話したが、予定どおりのメニューだったようだ。
何より驚きだったのはハリルホジッチ監督もランニングに加わったこと。徐々に選手から遅れ、最後は周回遅れになったが、最後まで“完走”した。これにはMF長谷部誠も「周りの選手もビックリというか、『珍しいね』という話をした」と驚きを隠さない。一緒に走ったのは指揮官だけではない。コーチングスタッフや通訳、霜田委員長も参加。「全員参加」(霜田委員長)というハリルホジッチ監督の指示だった。
「監督はいつも走っているので、普通のことのようです」と笑った霜田委員長。選手から遅れながらも黙々と走るハリルホジッチ監督の姿にスタンドのファンからは「がんばれー!」という声援も飛んだが、それに手を上げて応える“余裕”も見せていた。