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バイエルンに所属する元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが、今月24日発売の『サッカーゲームキング』のインタビューで、ブンデスリーガで活躍する日本人選手の印象を語った。
今では多くの日本人選手がプレーするブンデスリーガだが、ラームは「選手に注目する際、国籍を意識することはない」という。
「選手個人のクオリティのほうが大切だ。だから『日本人はこうだから』なんてことも言いたくない。僕の日本に関する知識なんてたかが知れているからね。日本人全体を、僕の小さな物差しでは計れないよ」
あくまで選手個人のクオリティが重要だと主張するラームは「ただ」と付け加え、「宇佐美(貴史)についてだけは言いたいことがあるんだ」と続けた。宇佐美は、2011年7月にバイエルンに加入。ラームは、当時19歳の若さで入団した宇佐美について、「彼はあまりに若く、経験が少ないままバイエルンに加入してしまった」と振り返り、「でも、間違いなくものすごい才能の持ち主だったよ」と同選手の能力を高く評価した。
また、シャルケに所属する日本代表DF内田篤人に関しては、「マッチアップすることもあるから彼のことはよく知っている」と話す。
ラームは、「疲れを知らないランニングと諦めない守備でチームに貢献している選手だ。学習能力も高い。ポテンシャルがあって、もっと成長すると思う」とコメント。内田が将来性を感じさせる選手であると語った。
本誌内では、少年時代に憧れていた選手や、ドイツ代表の引退宣言にも触れている。