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力投するDeNA先発の久保=12日、横浜
DeNAの開幕投手に内定している久保が、初先発で5回を無四球無失点に抑えた。「絶好調というわけではなかったが、予想した結果に近いものになった」と満足そうに振り返った。
昨季はチーム最多の12勝。持ち味の安定感は健在だった。直球の切れがよく、両コーナーへ丁寧にボールを集めて5奪三振。得意のクイックモーションも交えてタイミングを外し、中日をわずか3安打と手玉に取った。
今季は打たせて取る投球にさらに磨きをかけるために、フライのアウトを増やすことにも取り組む。この日は、あえて高めのボールを多投。「ボールの下を振って打ち上げてくれることを狙っていた。去年の自分よりいい」と手応えを感じた。
一方でフライはスタンドインのリスクもあるが、「危険と背中合わせなのは承知。そのリスクをできるだけ下げたい」。今年で35歳になるベテランは、新境地を開くことに意欲的だ。大役を託す中畑監督は「バッターは彼の投球術にはまっていた。開幕に向けて一点の曇りもない」と太鼓判を押した。