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ホームでブリーラム(タイ)と引き分け、肩を落とすG大阪のイレブン=18日、大阪・万博記念競技場
【広州時事】サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で、日本勢が低迷している。1次リーグの前半3試合を終え、昨季国内3冠のG大阪は1分け2敗で、浦和と鹿島はともに3連敗。昨季のJ1上位3チームが合わせて勝ち点1という惨状だ。
日本勢はG大阪が制した2008年大会以降、優勝から遠ざかる。王座奪回のため、日本サッカー協会は勝利給や強化費など支援態勢を整えたが、結果に結び付かない。
G大阪の長谷川監督は「他国のレベルが上がった」と分析する。潤沢な資金を持つ中国や中東諸国のクラブが大物外国人を獲得している影響もある。鹿島が敵地で3-4で敗れた広州恒大(中国)戦。ブラジル代表経験があり、移籍金の合計が26億円とも言われる助っ人2人に3点を奪われた。
鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は「外国人選手が勝敗を左右している。勝利に投資は必要。それがリーグの向上にもつながる」と話す。
3チームとも敵地では守備陣が押し込まれ、自陣ゴール近くでボールを失う場面が何度も見られた。パスは回っても力強さに欠け、効果的な攻めも少ない。一方、昨季J1の4位でプレーオフを勝ち上がった柏は2勝1分け。アウェーで守りに徹するなど、現実的で柔軟な戦いが奏功している。
肝心の日本代表も1月のアジア・カップでは準々決勝で敗退した。今後もアジアでの低空飛行が続くようでは、サポーターの不安は募るばかりだ。