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地元紙は本田に厳しい評価
ミランは16日のフィオレンティーナ戦で1-2と逆転負けを喫した。本田圭佑はこの試合も守備に奔走し、81分に途中交代。翌日の現地紙に目を通してみると、本田には厳しい評価を下されていた。
「彼は苗字の名誉を守らず、攻撃のたびに毎回ひどくスピードをダウンさせる(編注:つまり本田技研工業製の車やバイクのようにはいかなかったという意味と思われる)。そして(フィオレンティーナGK)ネトの前に出れば、遊園地にいる熊のようにシュートを胸に当てる。マスコットとしては勝った。しかし試合には負けた」(ガゼッタ・デッロ・スポルト 評点はチーム最低点の4.5)
「何回か前に走り、何回か攻撃をした。しかしカバーリングの際は、ほとんど無意味だった」(コリエレ・デッロ・スポルト 評点は5.5)
「攻撃の際は5番手として飛び出し、そして最終的には…、後退していた」(トゥットスポルト 評点は5.5)
フィオレンティーナ戦から一夜明けた17日、本田に対する地元紙の評点は悪かった。10番としてチャンスは作りきれていなかったので、5.5という数字自体は妥当だろう。もっとも上記のように、ミランが逆転されたのは彼が引っ込んだ後の出来事にもかかわらず戦犯として断罪していた地元紙もあった。それまでも守備についてはきちんとタスクをこなし、後半もパスクアルにやすやすと攻撃参加は許していなかったはずなのだが。
一方、そうした本田のピッチ上の貢献を認めていたメディアもあった。『コリエレ・デッラ・セーラ』は、ディエゴ・ロペス、デストロ、パレッタ、ボナベントゥーラとともに最高点となる6をつけてこう評していた。
「確かにミスはした。ただそれも、身を粉にしてチームに貢献した末におかしたミスだった。攻撃陣のなかで、ディフェンスにも気を遣ったただ一人の選手。(前半12分に)ビッグチャンスがあったがシュートコースは制限されており、結局ネトに当てた」
本田交代で崩れたバランス
同点弾につながったフィオレンティーナのCK、またホアキンのヘディングシュートを導きだしたパスクアルのクロスも、ミランの右サイドから発生したことだ。本田を引っ込めてしまったことからバランスの崩壊につながった感があるのは否めないのが、彼の交代に関してインザーギ監督はこう説明している。
「あの時点で我々は消耗し、ゴールを奪う必要があった。そしてチェルチであればカウンターで攻められると思った。…