○常総学院（茨城）１４−１米子北（鳥取）●（２１日）
　
　　米子北で気を吐いたのは、１番の井田。４安打１死球と全打席出塁し、二塁打を放った八回にはチームの甲子園初得点も記録した。大会前の練習試合では不調だったが、「踏み込んで強く振れ」というコーチからのアドバイスを実践し、結果を出した。「自分の打撃はできた」と言いながらも、大敗で笑顔はない。「夏に巻き返したい」と誓ったリードオフマンは、走り回る常総学院ナインを目の当たりにし「走塁の意識を高めたい」。