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【チューリヒ(スイス)=共同】国際サッカー連盟(FIFA)は19日、スイスのチューリヒで理事会を開き、2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会を11、12月に開催し、決勝を12月18日に行うと発表した。
これまで20度のW杯は5月から7月以外の時期に開かれたことはないが、カタールの酷暑や22年冬季五輪との重複を避けるなどの理由で、前例のない時期での実施を決めた。近年は30日以上だった大会期間を28日前後に減らす方針も決めた。おおむね2月に行われた作業部会の結論に沿った形となった。
決勝は12月23日とする案もあったが、クリスマスが近いことから見送られたとみられる。18日がW杯決勝を伝統的に行ってきた日曜日に当たることも考慮されたようだ。
中東初となるカタール開催は10年12月の理事会で決定。当初は6、7月の開催を予定していた。